都庁の課長年収はいくら?公式モデルと内訳

こんにちは、ミンビズ運営のミナトです。
東京都人事委員会のモデルでは、行政職の課長は45歳で年収約1,113万円、50歳で約1,158万円とされています。かなり高く見える数字ですが、これは給料月額だけでなく、地域手当や管理職手当、期末手当、勤勉手当を含めたモデル年収です。
ただし、都庁の課長年収は全職員の平均ではなく、課長に昇任している場合の目安として見るのが大事です。都庁の課長代理の年収や部長級との差、残業代が出る職層との違いもあわせて見ると、実際のキャリアごとの収入感がつかみやすいかなと思います。
この記事のポイント
- 都庁課長の45歳・50歳モデル年収
- 月例給与と賞与を含めた内訳
- 課長代理や部長級との年収差
- 口コミ年収と公式データの見方
都庁の課長年収はいくらか

この章の主な見出し
- 45歳課長の年収モデル
- 50歳課長の年収モデル
- 月例給与と賞与の内訳
- 課長代理の年収モデル
- 部長級との年収差
都庁の課長年収を見るときは、まず東京都人事委員会が公表している行政職給料表(一)の年収モデルを基準にするのが分かりやすいです。口コミや転職サイトの平均年収も参考にはなりますが、役職や年齢が混ざるため、課長だけの目安を知りたい場合は公式モデルを先に見るのが安全です。
ここでは、45歳課長・50歳課長・課長代理・部長級との比較を整理します。金額はあくまで公表モデルであり、実際の年収は職務、勤務先、扶養状況、制度改定などで変わるため、正確な情報は公式サイトをご確認ください。
45歳課長の年収モデル

東京都人事委員会の年収モデルでは、行政職給料表(一)適用者の45歳課長の年収は11,134,000円とされています。月給だけで見ると分かりにくいですが、年収には毎月の給与12か月分に加えて、期末手当と勤勉手当が含まれます。
45歳課長の年収モデル
| 区分 | 金額 |
|---|---|
| 例月給与×12か月 | 7,797,600円 |
| 期末手当 | 1,446,806円 |
| 勤勉手当 | 1,889,358円 |
| 年収モデル | 11,134,000円 |
45歳課長の例月給与は649,800円です。この中には、給料月額445,000円のほか、地域手当や管理職手当などが含まれています。単純な基本給だけではなく、管理職としての職責に応じた手当込みの月額として見るのがポイントです。
注意したいのは、このモデルが「45歳なら自動的に課長で年収1,100万円台になる」という意味ではないことです。課長は管理職なので、昇任試験や選考を経てその職に就いている人のモデルです。同期全員が同じ年齢で到達するわけではありません。
手取り額については、税金や社会保険料、扶養状況などで変わります。ここで扱うのは額面ベースのモデルなので、住宅ローンや税務、保険まで含めた個別判断が必要な場合は、最終的な判断は専門家にご相談ください。
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50歳課長の年収モデル

50歳課長の年収モデルは、11,580,000円です。45歳課長よりも約446,000円高い水準になっており、同じ課長でも年齢や給料月額の違いによって年収に差が出ます。
50歳課長の年収モデル
| 区分 | 金額 |
|---|---|
| 例月給与×12か月 | 8,121,600円 |
| 期末手当 | 1,499,801円 |
| 勤勉手当 | 1,958,564円 |
| 年収モデル | 11,580,000円 |
50歳課長の例月給与は676,800円です。給料月額は461,300円で、その他手当が215,500円となっています。45歳課長と比べると、給料月額もその他手当も少しずつ上がっています。
この数字を見ると、都庁の課長年収は1,100万円台がひとつの目安になります。ただし、これは行政職給料表(一)のモデルであり、職種や採用区分、職務内容によって同じように当てはまるとは限りません。
また、公務員の給与は民間給与との比較や人事委員会勧告をもとに改定されるため、年度によって金額が変わる可能性があります。特に近年は給与改定の動きがあるため、応募や転職検討の材料にするなら、必ず公表時点を確認しておきたいところです。
月例給与と賞与の内訳

都庁課長の年収を理解するには、年収総額だけでなく、毎月もらう給与と賞与にあたる手当の分かれ方を見ておくと整理しやすいです。年収1,100万円台と聞くとインパクトがありますが、その中身は毎月の給与と年2回の期末・勤勉手当で構成されています。
課長年収の内訳比較
| モデル | 例月給与 | 例月給与×12か月 | 期末手当 | 勤勉手当 | 年収 |
|---|---|---|---|---|---|
| 45歳課長 | 649,800円 | 7,797,600円 | 1,446,806円 | 1,889,358円 | 11,134,000円 |
| 50歳課長 | 676,800円 | 8,121,600円 | 1,499,801円 | 1,958,564円 | 11,580,000円 |
期末手当は、民間でいう賞与の固定的な部分に近いイメージです。勤勉手当は勤務成績などを反映する性格を持つ手当ですが、ここでは公表モデルに沿って金額を見れば十分です。難しく考えすぎなくて大丈夫ですよ。
もうひとつ大事なのが、課長の例月給与には管理職手当が含まれる点です。管理職になると、一般職員や課長代理までとは給与の見え方が変わります。月給が大きく上がる一方で、残業代の扱いも職層によって違ってきます。
つまり、都庁の課長年収は「基本給が高いから」だけではなく、役職に応じた手当と賞与が組み合わさった結果として1,100万円台になっています。年収を比較するときは、月給だけでなく賞与込みで見るのがおすすめです。
課長代理の年収モデル

都庁の課長年収を調べる人は、あわせて課長代理の年収も気になるはずです。課長代理は課長のひとつ前の職層として見られることが多く、キャリア上の比較対象になりやすいポジションです。
課長代理の年収モデル
| モデル | 例月給与 | 例月給与×12か月 | 期末手当 | 勤勉手当 | 年収 |
|---|---|---|---|---|---|
| 35歳課長代理 | 403,560円 | 4,842,720円 | 1,080,128円 | 1,015,962円 | 6,939,000円 |
| 40歳課長代理 | 442,920円 | 5,315,040円 | 1,185,475円 | 1,115,051円 | 7,616,000円 |
35歳課長代理の年収モデルは6,939,000円、40歳課長代理は7,616,000円です。課長の1,100万円台と比べると差がありますが、一般的な会社員の年収と比べると高めに見える水準かもしれません。
課長代理から課長に上がると、年収の段差がかなり大きくなります。たとえば40歳課長代理の7,616,000円と45歳課長の11,134,000円を比べると、差は3,518,000円です。年齢差もあるので単純比較はできませんが、管理職昇任の影響が大きいことは分かります。
ただし、課長になれるかどうかは別問題です。公表モデルは「その年齢でその役職に就いている場合」の目安なので、都庁職員全体の平均的な昇進スピードをそのまま表すものではありません。ここはかなり大事な見方です。
部長級との年収差

都庁の課長年収をさらに広い目線で見るなら、部長級との比較も役立ちます。課長はすでに管理職ですが、部長級になると職責がさらに重くなり、年収モデルも一段上がります。
課長と部長級の年収比較
| モデル | 例月給与 | 例月給与×12か月 | 期末手当 | 勤勉手当 | 年収 |
|---|---|---|---|---|---|
| 45歳課長 | 649,800円 | 7,797,600円 | 1,446,806円 | 1,889,358円 | 11,134,000円 |
| 50歳課長 | 676,800円 | 8,121,600円 | 1,499,801円 | 1,958,564円 | 11,580,000円 |
| 部長 | 813,240円 | 9,758,880円 | 1,712,356円 | 2,646,369円 | 14,118,000円 |
部長の年収モデルは14,118,000円です。50歳課長との差は2,538,000円、45歳課長との差は2,984,000円となります。月例給与だけでなく、勤勉手当の差も大きいですね。
この比較から分かるのは、都庁では課長になった後も、部長級へ上がることで年収がさらに伸びる余地があるということです。一方で、部長級は課長よりもさらに限られた職層なので、誰でも到達できる前提で考えるのは少し危ういです。
年収だけを見ると魅力的に見えますが、管理職や部長級は責任の重さ、意思決定、組織マネジメントの負担も大きくなります。収入の高さだけで判断するより、どの職層まで目指すのか、どんな働き方をしたいのかまでセットで見ると、かなり現実的に考えやすくなります。
都庁の課長年収を左右する要素

この章の主な見出し
- 管理職手当の見方
- 昇任試験と年収の関係
- 残業代が出る職層の違い
- 口コミ年収を見る注意点
- 民間比較と給与改定
- 都庁の課長年収のまとめ
都庁の課長年収は、年齢だけで決まるものではありません。大きく見ると、管理職手当、昇任のタイミング、残業代の扱い、給与改定が年収の見え方を左右します。
特に注意したいのは、公式モデルの年収が「その年齢の全職員の平均」ではなく、その役職に就いている場合のモデルだという点です。ここを押さえると、課長代理や口コミ年収との違いもかなり読みやすくなります。
管理職手当の見方

都庁の課長年収を押し上げる大きな要素が、給料の特別調整額、いわゆる管理職手当です。課長モデルの例月給与には、給料月額だけでなく、地域手当や管理職手当などが含まれています。
課長モデルの月額内訳
| モデル | 給料月額 | その他手当 | 例月給与 |
|---|---|---|---|
| 45歳課長 | 445,000円 | 204,800円 | 649,800円 |
| 50歳課長 | 461,300円 | 215,500円 | 676,800円 |
| 部長 | 542,400円 | 270,840円 | 813,240円 |
ここでいうその他手当には、地域手当や管理職手当が含まれます。東京は地域手当の影響も大きいため、都庁の給与を見るときは、給料月額だけを見ても実際の月額感とはズレやすいです。
課長になると、職責に応じた手当が加わるため、課長代理までとは年収の伸び方が変わります。前のセクションで見た通り、40歳課長代理の年収モデルは7,616,000円、45歳課長は11,134,000円なので、役職が変わるインパクトはかなり大きいです。
ただし、手当の額や制度は改定される可能性があります。給与表や手当の正確な情報は公式サイトをご確認ください。手取り、税金、家計への影響まで判断したい場合は、最終的な判断は専門家にご相談ください。
昇任試験と年収の関係

都庁の課長年収は、単に長く働けば自然に到達する数字ではありません。課長は管理職なので、主任、課長代理といった職層を経て、昇任試験や選考を通過していく必要があります。
都庁のキャリアは、おおまかに見ると、係員、主任、課長代理、課長、部長という流れで上がっていきます。もちろん職種や採用区分によって違いはありますが、年収モデルを見るうえではこの流れを知っておくと分かりやすいです。
役職別の年収モデル
| 年齢・役職 | 年収モデル |
|---|---|
| 25歳係員 | 4,908,000円 |
| 30歳主任 | 5,734,000円 |
| 35歳課長代理 | 6,939,000円 |
| 40歳課長代理 | 7,616,000円 |
| 45歳課長 | 11,134,000円 |
| 50歳課長 | 11,580,000円 |
| 部長 | 14,118,000円 |
この表を見ると、主任から課長代理までは段階的に上がり、課長になるところで大きく年収が伸びることが分かります。特に40歳課長代理から45歳課長の差は、モデル上では3,518,000円です。
ただ、ここは少し冷静に見たいところです。45歳で課長というモデルは、45歳の都庁職員全員の平均ではなく、45歳で課長になっている人のモデルです。昇任の早さや選考結果によって、実際のキャリアごとの年収は変わります。
残業代が出る職層の違い

都庁の年収を見るときにややこしいのが、残業代の扱いです。一般的には、管理職未満の職層では超過勤務手当が年収に影響しやすく、管理職になると管理職手当を含めた給与体系で見ることになります。
職層ごとの年収の見方
| 職層 | 年収を見るポイント | 注意点 |
|---|---|---|
| 係員・主任 | 基本給、地域手当、残業代 | 部署や時期で変動しやすい |
| 課長代理 | モデル年収に加え残業の影響も見る | 忙しい部署だと差が出やすい |
| 課長 | 管理職手当込みのモデルを見る | 残業代で増える前提では見ない |
| 部長 | より高い管理職手当込みで見る | 到達できる人数は限られやすい |
課長代理以下では、残業時間によって実際の年収が上下することがあります。忙しい部署に配属されるか、比較的落ち着いた部署に配属されるかで、同じ役職でも年収の見え方が変わることはあります。
一方で、課長の年収を見るときは、残業代を上乗せして考えるよりも、管理職手当込みの公式モデルを基準にするほうが実態に近い見方になります。ここを混同すると、「課長代理のほうが残業代込みで高くなることもあるのでは」といった比較がぼやけてしまいます。
あなたが都庁への転職や受験を考えているなら、年収だけでなく働き方もセットで見るのがおすすめです。収入が高くなるほど、マネジメントや判断責任も重くなりやすいので、給与表だけでは見えない部分もありますよ。
口コミ年収を見る注意点

OpenWorkやエン カイシャの評判、Yahoo!しごとカタログのような口コミサイトには、東京都で働く人の年収データが掲載されています。これらは現場感を知る材料になりますが、課長年収そのものを示すデータではない点に注意が必要です。
口コミ系データの見方
| サイト | 掲載されている平均年収 | 主な注意点 |
|---|---|---|
| OpenWork | 600万円 | 回答者の平均年齢は33歳、役職が混在 |
| エン カイシャの評判 | 604万円 | 回答者537人、平均年齢34.7歳 |
| Yahoo!しごとカタログ | 632万円 | 会社全体の表示で職層が混在 |
これらの平均年収は、若手、主任、課長代理、管理職、職種違いの人が混ざった数字です。つまり、都庁の課長年収を知りたいときに、そのまま「課長の平均」として使うのは避けたほうがいいです。
口コミを見るなら、年収額だけでなく、回答者の年齢、職種、役職、在籍年数、残業の有無をセットで見ると判断しやすくなります。たとえば同じ事務職でも、主任なのか課長代理なのか課長なのかで年収帯はかなり変わります。
私なら、まず東京都人事委員会の公式モデルで大枠をつかみ、そのうえで口コミサイトを「働き方や満足度の補足」として見ます。口コミはリアルな声を拾える一方で、個別事情が強く出やすいので、公式データと分けて読むのが大事です。
民間比較と給与改定

都庁職員の給与は、民間企業の給与水準とのバランスを見ながら見直されます。東京都人事委員会が調査を行い、その結果をもとに給与勧告が出され、条例改正を経て給与改定につながる流れです。
調査では、民間事業所の4月分給与やボーナス支給状況などが確認されます。公務員の給与は市場で自由に決まるものではないため、こうした調査を通じて民間との均衡を取る仕組みになっています。
令和7年勧告で確認できる主な動き
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 公民較差 | 13,580円、3.24% |
| 特別給 | 4.85月から4.90月へ引き上げ |
| 初任給 | 若年層を重点的に引き上げ |
| 管理職 | 課長級などを重点的に引き上げ |
| 住居手当 | 27歳までの職員で支給額引き上げ方針 |
このように、都庁の給与は固定されたままではありません。近年は若年層や管理職の処遇改善が重視されており、課長級の給与にも改定の影響が出ています。
ただし、給与改定は年度や制度変更によって変わります。2026年6月時点で記事を読む場合でも、あなたが受験・転職・比較をする時期には金額が変わっている可能性があります。正確な情報は公式サイトをご確認ください。
都庁の課長年収のまとめ

都庁の課長年収は、公式モデルで見ると45歳課長が11,134,000円、50歳課長が11,580,000円です。かなり高めの水準に見えますが、これは課長に昇任している場合のモデルであり、全職員が同じ年齢で到達する数字ではありません。
✅ 都庁の課長年収で押さえたい要点
- 45歳課長の年収モデルは11,134,000円
- 50歳課長の年収モデルは11,580,000円
- 課長代理は35歳で6,939,000円、40歳で7,616,000円
- 課長になると管理職手当込みで年収が大きく上がる
- 残業代の影響は課長代理以下と課長で見方が違う
- 口コミ年収は職種や役職が混ざるため補足情報として見る
- 給与は民間比較や人事委員会勧告で改定される可能性がある
年収だけで判断すると、課長や部長級はかなり魅力的に見えます。ただ、管理職になるほど責任も大きくなるので、収入、昇任、働き方のバランスで見るのが現実的です。
都庁の課長年収を調べるなら、まず公式モデルで金額の土台を押さえ、次に課長代理や部長級との違い、口コミで見える働き方の声を確認する流れが分かりやすいです。手取りや税金、家計設計まで含める場合は、最終的な判断は専門家にご相談ください。
記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト- 給与決定と算出の仕組み|給与関係|東京都人事委員会
- 知っておきたい!都庁職員の給与と福利厚生 〜給与は年々上昇中〜|公務員面接の突破校 エンノシタ/中途採用・経験者採用の専門
- 都職員の初任給、約2万円増へ勧告 民間との競争激化で国と同水準に:朝日新聞
- x.comの記事
- 東京都の「年収・給与制度」 OpenWork
- 【2026年最新】都庁の年収はいくら?採用試験や倍率、職員の平均年収も紹介! | グッドスクール・資格取得情報比較
- 都庁職員の年収について|都庁の人
- 東京都庁職員労働組合公式サイト−都庁職新聞−
- 東京都の年収・給与 – エン カイシャの評判
- 東京都庁の中途採用の年収について 50代前半で主任級だと年…- 東京都に関するQ&A | 社員クチコミ・評判のリサーチはYahoo!しごとカタログ
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