「tel 決算っていつ?」「東京エレクトロンの最新の業績ってどうなの?」——そんな疑問を持って検索した方のために、今回はtel(東京エレクトロン)の決算情報を徹底的に調べ上げました。東京エレクトロン(証券コード:8035)は、半導体製造装置の国内最大手であり、世界でもトップクラスのシェアを誇る企業です。AI需要の爆発的な拡大を背景に半導体市場が活況を呈する中、その中核を担うTELの決算は投資家・業界関係者から熱い視線を集めています。

この記事では、2026年3月期の最新決算結果(売上高2兆4,435億円)から次期業績予想の内容、さらにインテル・AMD・GMなどの関連決算情報まで幅広く網羅しています。決算の読み方が初めてという方でも理解できるよう、専門用語をかみ砕いて解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。

この記事のポイント
✅ 東京エレクトロン(tel)の2026年3月期決算の発表日・内容を詳しく解説
✅ 売上高・営業利益・配当金など最新の財務データを数値で紹介
✅ 次期(2027年3月期)の業績予想と半導体市場の展望を整理
✅ インテル・AMD・GMなど関連銘柄の決算タイミングも比較解説
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tel 決算の最新情報|東京エレクトロン2026年3月期を完全網羅

tel 決算の最新情報|東京エレクトロン2026年3月期を完全網羅
  1. 東京エレクトロンの決算発表日はいつ?最新スケジュールを一覧で確認
  2. tel(東京エレクトロン)の決算が注目される理由
  3. 2026年3月期の本決算は2026年4月30日に発表された
  4. 東京エレクトロンの2026年の決算内容はこれだ|売上・利益の実数値を公開
  5. 配当金情報|2026年3月期の年間配当は628円に増配
  6. 次期(2027年3月期)の業績予想は大幅増収増益の見通し

東京エレクトロンの決算発表日はいつ?最新スケジュールを一覧で確認

【AI】【業務効率化】【職場】東京エレクトロンの決算発表日はいつ?最新スケジュールを一覧で確認

「tel 決算の発表日っていつなの?」と気になっている方も多いはずです。まず最初に、東京エレクトロン(以下、TEL)の最新の決算発表日を一覧でお伝えします。

TELは3月決算(3月末が本決算期末)を採用しており、年に4回(本決算+第1〜第3四半期決算)の業績発表を行います。発表のたびに業績予想が修正されることもあり、投資家にとって見逃せないイベントが続きます。

📅 東京エレクトロン 決算発表スケジュール一覧(2024〜2026年)

決算種別 発表日
2026年3月期 本決算 2026年4月30日
2026年3月期 第3四半期決算 2026年2月6日
2026年3月期 第2四半期決算 2025年10月31日
2026年3月期 第1四半期決算 2025年7月31日
2025年3月期 本決算 2025年4月30日
2025年3月期 第3四半期決算 2025年2月6日
2025年3月期 第2四半期決算 2024年11月12日
2025年3月期 第1四半期決算 2024年8月8日

(出典:東京エレクトロン株式会社 IRページ https://www.tel.co.jp/ir/library/report/index.html)

このように、TELは4月下旬に本決算7〜8月に第1四半期10〜11月に第2四半期2月に第3四半期というサイクルで年4回の業績開示を行っています。

次の大きなイベントとしては、2027年3月期の定時株主総会が2026年6月23日(予定)に控えており、投資家にとって重要なスケジュールが続いています。

決算発表日の前後は株価が大きく動くケースも多いため、TELに関心のある方はIRカレンダーをこまめにチェックする習慣をつけておくことをおすすめします。また各四半期で「業績予想の修正」が入る点も特徴的で、修正の方向(上方・下方)が株価を左右することがあります。

📌 TEL決算カレンダーのチェックポイント

✅ 本決算(4月下旬):年間総括+翌期予想が一括開示される最重要発表
✅ 第2四半期(10〜11月):上期実績確定+通期予想修正が多い
✅ 第3四半期(2月):下期前半の進捗確認
✅ 各四半期:「業績予想修正」「配当予想修正」が入るかどうかに注目


tel(東京エレクトロン)の決算が注目される理由

【AI】【業務効率化】【職場】tel(東京エレクトロン)の決算が注目される理由

「telの決算がなぜこんなに注目されるの?」と感じる方もいるかもしれません。その理由は、TELが日本を代表する半導体製造装置メーカーだからです。

東京エレクトロン株式会社(Tokyo Electron Limited)は、半導体製造装置および液晶製造装置を手掛ける東証プライム上場企業(証券コード:8035)。日経平均株価の採用銘柄でもあり、2026年5月時点で時価総額23兆円超と国内有数の大型優良株。

半導体製造装置は、スマートフォン・PC・AI向けデータセンターなど、あらゆるデジタル機器に搭載される半導体チップの製造に欠かせない機器です。AI(人工知能)ブームを背景に、世界中の半導体メーカーが巨額の設備投資を行っており、その恩恵を直接受ける企業がTELなのです。

📌 TELが注目される主な理由

✅ 日経平均株価の構成銘柄(日本市場の代表格)
✅ 半導体製造装置で国内首位・世界トップクラスのシェア
✅ AI・データセンター需要の拡大で設備投資が急増中
✅ 時価総額23兆円超の大型優良株
✅ 配当性向50%超の株主還元重視の経営姿勢
✅ FTSE4Good(2003年〜)・MSCIセレクション(2017年〜)等の国際ESG指数に選定

📊 東京エレクトロンの基本情報

項目 内容
正式名称 東京エレクトロン株式会社
証券コード 8035
上場市場 東証プライム
決算期 3月末
主な事業 半導体製造装置(単一セグメント)
株価(2026年5月時点) 約50,920円
時価総額 約23兆8,556億円

また、TELの業績は半導体市場全体の先行指標としても機能することが多く、同社の決算内容はアプライドマテリアルズやASMLなど世界の半導体装置メーカーにも影響を与えます。つまり、TELの決算を読むことは半導体業界全体の”今”を理解することにつながるわけです。国内外の機関投資家から常に注目される銘柄のひとつとなっています。


2026年3月期の本決算は2026年4月30日に発表された

【AI】【業務効率化】【職場】2026年3月期の本決算は2026年4月30日に発表された

東京エレクトロンの2026年3月期 本決算は、2026年4月30日に発表されました。

これはTELの本決算の中でも特に注目度の高い発表で、年間の業績総括と翌年(2027年3月期)の業績予想が一括で公開されます。投資家にとっては最も情報量が多く、相場への影響が大きい決算発表です。

📋 2026年3月期 本決算 公表資料一覧

資料名 ファイルサイズ 主な内容
決算短信 302KB 財務数値の詳細・業績予想
プレゼンテーション資料 1.7MB グラフ・図解による業績説明
質疑応答集 586KB アナリストとのQ&A
トランスクリプト 1.4MB 決算説明会の発言全文
動画配信 プレゼンテーション(質疑応答含む)

(出典:https://www.tel.co.jp/ir/library/report/index.html)

特に注目すべきは2026年3月期の配当予想が修正されたこと。当初の予想から変更があり、最終的に年間628円の配当が確定しました(詳細は後述)。

今回の決算発表では「2026年3月期の配当予想を修正している」という重要な注記があります。これは株主にとって直接的な影響があるため、投資家は決算短信の全文確認が推奨されています。

決算短信とは、証券取引所に提出する業績報告書のことです。財務的な数値だけでなく、経営者による今後の事業環境の見通しや戦略も記載されており、投資家向けの最重要文書のひとつ。無料でダウンロードできるため、ぜひ一度目を通してみることをおすすめします。

また、IRカレンダーによると、2027年3月期の第63期 定時株主総会は2026年6月23日(予定)と開示されており、投資家にとって次の重要スケジュールとなっています。


東京エレクトロンの2026年の決算内容はこれだ|売上・利益の実数値を公開

【AI】【業務効率化】【職場】東京エレクトロンの2026年の決算内容はこれだ|売上・利益の実数値を公開

それでは、2026年3月期の決算内容を具体的な数字でみていきましょう。

📊 東京エレクトロン 2026年3月期 連結業績(通期実績)

項目 2026年3月期 2025年3月期 前期比
売上高 2兆4,435億円 2兆4,315億円 +0.5%
営業利益 6,249億円 6,973億円 ▲10.4%
経常利益 6,303億円 7,077億円 ▲10.9%
親会社株主帰属当期純利益 5,744億円 5,441億円 +5.6%

(出典:Yahoo!ファイナンス https://finance.yahoo.co.jp/quote/8035.T/financials)

一見すると「営業利益が10%以上落ちているじゃないか」と思われるかもしれませんが、注目ポイントは最終利益(純利益)が5.6%増を達成していること。株主に帰属する利益ベースでは増益を実現しています。

なぜ営業利益は減ったのか?

売上総利益率の低下(45.3%、前期比1.8ポイント減)と販売費及び一般管理費の増加(前期比7.6%増)が影響。
(Yahoo!ファイナンス 決算短信要約より / https://finance.yahoo.co.jp/quote/8035.T/financials)

つまり、製品の原価が上昇しつつ販管費も増加したため、営業段階での利益が圧縮された形です。これはTEL単体の問題というより、半導体業界全体でコスト高の局面にあることの反映とも言えるでしょう。一方で最終利益(純利益)が増益となった点は、本業以外の利益(金融収益等)が貢献した可能性も推測されます。

📊 財務指標の変化(2026年3月期末)

指標 2026年3月期 2025年3月期 変化
総資産 2兆8,609億円 2兆6,259億円 +9.0%
純資産 2兆699億円 1兆8,399億円 +11.6%
自己資本比率 71.5% 70.1% +1.4pt
現金・現金同等物残高 5,054億円 4,850億円 +4.2%

自己資本比率71.5%という数字は極めて健全な財務体質を示しています。借金に頼らずに事業を運営できている証拠であり、長期投資家からの信頼が厚い理由のひとつです。また、手元現金が5,054億円と潤沢であることも、急な景気変動にも対応できる安定感を示しています。


配当金情報|2026年3月期の年間配当は628円に増配

【AI】【業務効率化】【職場】配当金情報|2026年3月期の年間配当は628円に増配

投資家にとって気になる配当金情報を詳しくまとめます。

📊 東京エレクトロン 配当金の推移

決算期 中間配当 期末配当 年間配当 配当性向
2024年3月期 197円 196円 393円 約50%
2025年3月期 262円 330円 592円 約50%
2026年3月期 264円 364円 628円 50.1%
2027年3月期(予) 361円 未定

(出典:株探 https://kabutan.jp/stock/finance?code=8035)

2026年3月期の年間配当は628円(前期比+36円)と増配を達成しました。配当性向50.1%というのは「稼いだ利益の約半分を株主に還元する」という経営姿勢を示しており、TELは高い株主還元意識を持った企業として知られています。

また、2026年5月12日には「剰余金の配当(2026年3月期期末配当)に関するお知らせ」が開示されており、期末配当364円の支払いが正式に確定しています。

次期(2027年3月期)の中間配当は361円を予定しており、前年同期(264円)から大幅な増配が見込まれています。これは後述する業績予想の大幅増収増益見通しと連動したものと考えられます。

📌 配当に関する注意点

✅ 配当は業績・業績予想の修正に伴い変更される場合がある
✅ 2026年3月期は「配当予想の修正」が実際に行われた
✅ 2027年3月期の期末配当は現時点(2026年5月末)で未定
✅ 最終的な配当確定情報は東京エレクトロン公式IRページで確認すること

配当投資を検討している方は、必ず最新の適時開示情報を確認するようにしてください。


次期(2027年3月期)の業績予想は大幅増収増益の見通し

【AI】【業務効率化】【職場】次期(2027年3月期)の業績予想は大幅増収増益の見通し

2027年3月期に向けたTELの業績予想は、非常に強気な内容となっています。

📊 2027年3月期 上期(第1〜第2四半期)業績予想

項目 2027年3月期 上期予想 2026年3月期 上期実績 前年同期比
売上高 1兆5,700億円 1兆1,796億円 +33.1%
営業利益 4,310億円 3,031億円 +42.2%
経常利益 4,370億円 3,068億円 +42.4%
中間純利益 3,280億円 2,416億円 +35.7%
中間配当(予) 361円 264円 +36.7%

(出典:株探 https://kabutan.jp/stock/finance?code=8035)

売上高で+33%、営業利益で+42%という大幅な増収増益が見込まれています。これは単純なリバウンドではなく、AI需要という構造的な需要拡大を背景にした強気予想です。

この強気予想の背景は?

主にデータセンター向けAIサーバーの需要拡大が半導体市場全体の成長を牽引し、生成AI用途の半導体向け設備投資が顕著に伸長した。
(Yahoo!ファイナンス 決算短信要約より / https://finance.yahoo.co.jp/quote/8035.T/financials)

一言で言えば、「AI向け半導体の需要爆発がTELの業績を押し上げる」ということです。ChatGPTをはじめとする生成AIの普及により、世界中のデータセンターが半導体の大規模調達を進めており、その製造に欠かせない設備を提供するTELへの発注が急増しています。

なお、2027年3月期の通期(年間)の業績予想は上期決算発表時に開示予定とされており、さらなる詳細が明らかになる見通しです。投資家としては2026年秋(10〜11月)の中間決算発表が次の大きな情報更新タイミングになります。


ふるさと納税のポイント付与は2025年10月に廃止になりました。

tel 決算を読み解く|インテル・AMD・GMと比較した半導体業界の動向

【AI】【業務効率化】【職場】次期(2027年3月期)の業績予想は大幅増収増益の見通し
  1. インテル決算はいつ?発表タイミングと注目ポイントを解説
  2. インテル決算速報|半導体市況がtelに与える影響を読む
  3. AMD決算との比較で見えるAI半導体需要の拡大
  4. GM決算|異業種との比較で見えるグローバル製造業の景況感
  5. 東京エレクトロンの歴代決算推移|長期業績の変遷を振り返る
  6. TELの決算を賢く活用するための基本的な読み方
  7. 総括:tel 決算のまとめ

インテル決算はいつ?発表タイミングと注目ポイントを解説

【AI】【業務効率化】【職場】インテル決算はいつ?発表タイミングと注目ポイントを解説

「tel 決算」と一緒に「インテル 決算 いつ」と検索する方も多いようなので、こちらも整理しておきます。

インテル(Intel、米国ナスダック:INTC)は世界最大規模の半導体メーカーのひとつで、主にCPU(中央演算処理装置)の設計・製造を手掛けます。TELの重要な顧客のひとつでもあり、インテルの業績動向はTELにも直接影響する関係にあります。

📅 インテルの決算サイクル(一般的な目安)

決算期 対象期間 発表時期の目安
第1四半期 1〜3月 4月下旬
第2四半期 4〜6月 7月下旬
第3四半期 7〜9月 10月下旬
第4四半期・通期 10〜12月 1月下旬

インテルは12月決算(暦年決算)を採用しており、毎年1月・4月・7月・10月の下旬に四半期業績を発表するのが通例です。日本のTELが3月末決算なのに対し、インテルは12月末決算と約3ヶ月のズレがあります。

インテルは近年ファウンドリ(半導体の受託製造)事業への大規模な投資を進めており、設備投資の動向がTELへの発注量に影響します。インテルが積極投資フェーズにあれば、TELへの恩恵も大きくなる一方、コスト削減局面では発注が絞られることもあります。この点は一般的な傾向として把握しておくとよいでしょう。

📌 インテル決算を見る際のチェックポイント

✅ 設備投資(Capex)の計画額:増額なら半導体装置メーカーへの恩恵
✅ データセンター部門の売上:AI需要の動向を示す重要指標
✅ 製造歩留まり(製品の良品率):製造技術の成熟度を反映
✅ 業績ガイダンスの上方・下方修正の方向性

インテルの決算発表内容はYahoo!ファイナンスの米国株ページや各種金融情報サービスでリアルタイムに情報収集できます。


インテル決算速報|半導体市況がtelに与える影響を読む

【AI】【業務効率化】【職場】インテル決算速報|半導体市況がtelに与える影響を読む

「インテル 決算 速報」というキーワードで検索している方の多くは、速報情報だけでなくそれがTELや他の半導体関連株にどう影響するかも知りたいのではないでしょうか。

半導体産業はサプライチェーン(供給網)が複雑に絡み合っており、インテルの決算発表は同日あるいは翌営業日に半導体関連株全般の株価に影響を与えることが多いです。

📊 インテル決算内容がTELに与える主な影響パターン

インテルの決算・発言内容 TELへの影響(一般的な傾向)
設備投資の増額を発表 TELへの発注増加期待→株価上昇要因になりやすい
設備投資の削減を発表 TELへの発注減少懸念→株価下落要因になりやすい
売上高が市場予想を大幅上回る 半導体需要拡大の証左→TEL株にポジティブ
売上高が市場予想を下回る 需要鈍化懸念→TEL株にネガティブになりやすい
AI向け製品の好調を言及 AI需要拡大を再確認→装置メーカー全般にプラス

ただし、上記はあくまで一般的な傾向であり、市場の反応は複数の要因が絡み合って決まります。インテルの決算内容がTELに与える影響を過大評価しすぎないよう注意が必要です。

また、TELの2026年3月期決算においては「生成AI向け半導体の設備投資が顕著に伸長した」とあるように、インテルだけでなくNVIDIA・サムスン・台湾TSMCなど多様な顧客からの需要が業績を支えています。

📊 TELの主な顧客となりうる半導体メーカーのカテゴリ

顧客カテゴリ 主な企業例 TELとの関連
ロジック半導体 インテル、AMD、Qualcomm CPU・GPU向け装置需要
ファウンドリ TSMC、サムスン、Intel Foundry 受託製造向け設備投資
メモリ半導体 サムスン、SKハイニックス、Micron DRAM・NAND向け装置
AIアクセラレーター NVIDIA AI向けGPU製造の急増

TELが単一の企業に依存していないことは、業績安定性の大きな強みのひとつです。


AMD決算との比較で見えるAI半導体需要の拡大

【AI】【業務効率化】【職場】AMD決算との比較で見えるAI半導体需要の拡大

「amd 決算」というキーワードも関連して検索されています。AMD(Advanced Micro Devices)は米国の半導体メーカーで、CPU・GPU両方を手掛け、特に近年はAI向けGPUの急成長でNVIDIAとしのぎを削っています。

📊 AMD・インテル・TELの基本比較

項目 AMD インテル 東京エレクトロン(TEL)
事業内容 CPU/GPU設計(ファブレス) CPU設計・製造 半導体製造装置
決算期 12月期(暦年) 12月期(暦年) 3月期(3月末)
上場市場 米ナスダック 米ナスダック 東証プライム
AI関連の位置づけ AI向けGPU(MI300等)で急成長 AIアクセラレーター開発強化中 AI向け半導体の製造装置を供給
主な競合 NVIDIA、インテル AMD、Arm アプライドマテリアルズ、ASML

AMDはGPU(画像処理装置)分野でNVIDIAの強力な競合として台頭しており、AI需要の恩恵を大きく受けています。

TELの観点からは、AMDの躍進はAI向け半導体全体の生産量拡大につながるため、プラスの影響が期待されます。AMDの決算でAI向け製品の売上が好調であれば、その製造を担う半導体ファウンドリ(TSMCなど)の設備投資拡大→TELへの発注増という好循環が生まれる可能性があります。

AMDの決算発表タイミングも、インテル同様に1月・4月・7月・10月の下旬が目安です。

📌 AMD・インテル・TELを関連付けて読む視点

✅ AMDやインテルのAI向け製品売上が好調 → 半導体需要の拡大を確認
✅ TSMCが設備投資計画を発表 → TELへの直接的な需要増加につながりやすい
✅ AI向けサーバー出荷台数の伸び → データセンター向け半導体全体の需要増加を示す

このように、複数の企業の決算を横断的に読むことで、TELのビジネス環境をより立体的に把握できるようになります。


GM決算|異業種との比較で見えるグローバル製造業の景況感

【AI】【業務効率化】【職場】GM決算|異業種との比較で見えるグローバル製造業の景況感

「gm 決算」と検索している方もいるため、こちらも触れておきます。GM(General Motors、ゼネラルモーターズ)は米国最大の自動車メーカーです。

一見すると「自動車メーカーとTELに何の関係が?」と思われるかもしれませんが、半導体という共通テーマでつながっています。

📌 GMと半導体の接点

✅ 自動車の電動化(EV化)に伴い、1台あたりの半導体搭載量が急増
✅ GMも半導体不足の影響を受けた(2020〜2021年の車不足はこれが主因のひとつ)
✅ 自動車向け半導体市場の拡大は、TELの顧客(半導体メーカー)の設備投資増加要因になりうる
✅ EV・自動運転技術の進展が、車載半導体の高度化・大量需要を生む

GMの決算も12月期(暦年決算)を採用しており、発表は1月・4月・7月・10月が目安です。EV向け投資計画や半導体供給に関するコメントは、TELの業績見通しを読む上でも参考になることがあります。

📊 製造業大手の決算サイクル比較

企業名 業種 決算期 主な発表時期
東京エレクトロン(TEL) 半導体製造装置 3月期 4月・7月〜8月・10〜11月・2月
インテル(Intel) 半導体 12月期 1月・4月・7月・10月
AMD 半導体 12月期 1月・4月・7月・10月
GM 自動車 12月期 1月・4月・7月・10月
TSMC(参考) 半導体受託製造 12月期 1月・4月・7月・10月

このように、米国企業と日本企業では決算期がずれていることが多く、投資家は両方の決算サイクルを把握することで、半導体市場の動向をより立体的に読み取れるようになります。

GMの決算で注目すべき点は「設備投資計画(特にEV工場への投資)」と「半導体不足・調達環境に関する経営者コメント」です。自動車と半導体は今後もますます切り離せない関係になっていくことが予想されます。


東京エレクトロンの歴代決算推移|長期業績の変遷を振り返る

【AI】【業務効率化】【職場】東京エレクトロンの歴代決算推移|長期業績の変遷を振り返る

TELがいまの規模になるまでの歩みを、売上高の推移で振り返ってみましょう。

📊 東京エレクトロン 売上高の長期推移(主要年度)

決算期 売上高(百万円) 前期比 主な背景
2009年3月期 508,082 ▲43.9% リーマンショックの影響
2011年3月期 668,722 +59.7% 半導体需要回復
2018年3月期 1,130,728 +41.4% スマートフォン・メモリ需要急増
2020年3月期 1,127,286 ▲11.8% コロナ前・市況一時冷却
2022年3月期 2,003,805 +43.2% デジタル需要爆発
2023年3月期 2,209,025 +10.2% 過去最高売上を更新
2024年3月期 1,830,527 ▲17.1% 半導体市況の一時調整
2025年3月期 2,431,568 +32.8% AI需要で急回復
2026年3月期 2,443,533 +0.5% 過去最高売上を再更新(微増)

(出典:株探 https://kabutan.jp/stock/finance?code=8035)

長期で見ると、TELは半導体市況の波に乗りながら大きなトレンドとして右肩上がりの成長を続けてきたことがわかります。特に2022〜2023年のデジタル需要爆発期と、2025〜2026年のAI需要期は業績の大きな節目となっています。

📊 TELの過去最高記録(2026年3月期時点)

指標 過去最高値 達成決算期
売上高 2兆4,435億円 2026年3月期
営業利益 6,973億円 2025年3月期
経常利益 7,077億円 2025年3月期
純利益 5,744億円 2026年3月期
修正1株益 1,254.6円 2026年3月期

2024年3月期に一時的な減収を経験したものの、2025年3月期で急回復し、2026年3月期では売上高・純利益・1株利益の3項目で過去最高を更新。この力強い回復力こそがTELの競争力の証明と言えるでしょう。

また、リーマンショック時(2009年)には売上が半減近くまで落ち込みましたが、そこから着実に復活を遂げてきた歴史があります。半導体市況はサイクルがあるとはいえ、長期的には成長トレンドにあることをこのデータは示しています。


TELの決算を賢く活用するための基本的な読み方

【AI】【業務効率化】【職場】TELの決算を賢く活用するための基本的な読み方

TELの決算を初めて読む方のために、注目すべきポイントをまとめます。

📌 TEL決算を読む際のチェックポイント

売上高の前期比:半導体市況のサイクルと連動しやすいため、増減の背景も確認
営業利益率:コスト効率の良し悪しを示す。TELは25〜30%台が一般的な目安
自己資本比率:財務健全性の指標。TELは70%超を維持している
設備投資額:将来の生産能力拡大の証拠。増加傾向は成長の証
配当予想の修正有無:増配・減配の方向性は株主還元姿勢を示す
翌期業績予想:次の1年をどう見ているかの経営者目線
受注残高・受注額:将来の売上を先読みできる先行指標

📊 決算資料の種類と活用方法

資料名 内容 こんな人に向け
決算短信 財務数値の詳細・業績予想 数字を自分で分析したい方
プレゼンテーション資料 グラフ・図解で業績を視覚化 直感的に全体像を掴みたい方
質疑応答集 アナリストとのQ&A 詳細な背景・見通しを知りたい方
トランスクリプト 決算説明会の発言全文 経営者の言葉を原文で読みたい方
Yahoo!ファイナンス要約 AIによる決算短信の要約 まず概要を手軽に把握したい方

決算資料はいずれも東京エレクトロンの公式IRページ(https://www.tel.co.jp/ir/library/report/index.html)から無料でダウンロードできます。

また、Yahoo!ファイナンス(https://finance.yahoo.co.jp/quote/8035.T/financials)や株探(https://kabutan.jp/stock/finance?code=8035)でも要約・グラフ形式で確認できるため、初心者の方にはこちらのほうが入りやすいかもしれません。

さらに、日本経済新聞の会社情報ページ(https://www.nikkei.com/nkd/company/kigyo/?scode=8035)では適時開示速報やプレスリリースもまとめて確認できるため、情報収集の効率化に役立ちます。なお、同ページの一部コンテンツは日経電子版の有料会員向けとなっています。


総括:tel 決算のまとめ

【AI】【業務効率化】【職場】総括:tel 決算のまとめ

最後に記事のポイントをまとめます。

  1. 「tel 決算」の「tel」は東京エレクトロン株式会社(証券コード:8035)を指す。半導体製造装置の国内最大手・世界トップクラス。
  2. 東京エレクトロンは3月決算を採用しており、年4回(本決算+第1〜第3四半期)の業績発表を行う。
  3. 直近の本決算は2026年4月30日に発表された(2026年3月期)。
  4. 2026年3月期の売上高は2兆4,435億円(前期比+0.5%)で過去最高を更新した。
  5. 営業利益は6,249億円(前期比▲10.4%)と減益だったが、純利益は5,744億円(+5.6%)と増益を達成した。
  6. 2026年3月期の年間配当は628円と増配。配当性向は50.1%で株主還元を重視している。
  7. 次期(2027年3月期)上期の業績予想は売上高+33.1%・営業利益+42.2%という大幅増収増益の見通し。
  8. 業績拡大の主な要因は生成AI向け半導体の設備投資拡大。データセンター需要が強力な牽引役となっている。
  9. インテル・AMD(12月期決算、発表は1月・4月・7月・10月)の決算内容もTEL株価に影響を与えやすい。
  10. GM(自動車)の決算も、EV向け半導体需要の観点からTELのビジネス環境を読む参考になる。
  11. 財務面では自己資本比率71.5%と健全で、手元現金も5,054億円と潤沢な財務基盤を維持している。
  12. TELの長期業績は半導体サイクルに連動しながらも、大きくは右肩上がりで成長を続けている。
  13. 決算資料(短信・プレゼン・質疑応答集)は公式IRページから無料でダウンロードできる。

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カシワギ
『エグゼクティブワーク』編集長のカシワギです。 普段はITベンチャーで執行役員の40代男です。 元コンサルタントですが、今はテクノロジー企業で日々奮闘中。 仕事では厳しい顔をしていますが、家では小学生の子供2人のやんちゃなパパ。 休日はゴルフに行ったり、妻とワインを楽しんだり。
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