Zapierとメルカリでここまでできるの?業務自動化の全貌を徹底まとめてみた
メルカリで商品が売れるたびに、スプレッドシートへの手入力・管理番号の転記・売上の集計…こういった「地味にしんどい作業」が積み重なっていませんか?副業として物販をやっている方なら、本業が終わった夜に「今日売れたやつ、打っとかなきゃ」とパソコンを開くのが憂鬱になった経験が一度はあるはずです。そこで今、注目を集めているのがZapier(ザピアー)というノーコード自動化ツールとメルカリの組み合わせです。メルカリからの通知メールをトリガーにして、Googleスプレッドシートへの自動転記やSlack通知などを、プログラミング一切なしで実現できるとあって、物販プレイヤーや企業の業務効率化担当者の間でじわじわと話題になっています。
この記事では、「Zapierとメルカリって具体的に何ができるの?」という基本的な疑問から、実際のワークフロー設定の流れ、AIとの組み合わせによる最新活用術、さらにメルカリが出資している企業との関係性や代替ツールとの比較まで、徹底的に調べてまとめました。初めてZapierに触れる方にも、すでに使っているけど活用の幅を広げたい方にも役立つ情報が詰まっています。
| この記事のポイント |
|---|
| ✅ ZapierとメルカリのGmail連携で売上記録が全自動化できる |
| ✅ ノンプログラマーでもZapierのテンプレートを使えば簡単に自動化できる |
| ✅ AIとZapierを組み合わせた最新の商品管理・価格判定術を紹介 |
| ✅ メルカリ×Zapier活用時の注意点と代替ツールも完全網羅 |
Zapierとメルカリの連携でできる業務自動化の全貌

- ZapierとメルカリをつなぐとGmailトリガーで売上管理が自動化できる
- Zapierとはそもそも何か?ノーコード自動化ツールの基本を解説
- メルカリが出資している企業とZapierの関係を押さえておこう
- ZapierとGoogleスプレッドシートを使ったメルカリ売上記録の仕組み
- メルカリでシェアしたい情報はZapierで自動通知できる
- Zapierのテンプレートを使えばメルカリ×自動化がさらに簡単になる
ZapierとメルカリをつなぐとGmailトリガーで売上管理が自動化できる

「Zapierとメルカリって連携できるの?」という疑問への答えはシンプルで、メルカリには現時点でZapierの公式ネイティブアプリが存在しないものの、Gmailと組み合わせることで実質的な連携が実現できます。具体的には、メルカリから届く「商品が売れました」「お支払いが完了しました」といった通知メールをGmailのトリガーとして使い、その内容をZapierが解析してGoogleスプレッドシートへ自動転記するという仕組みです。
この方法の最大のポイントは、メルカリ側の設定をほとんど変更しなくていいこと。通常どおりメルカリを使っていれば通知メールは届きますから、あとはZapier側でGmailを監視するワークフロー(Zapierでは「Zap」と呼びます)を作るだけです。プログラミングの知識がなくてもブラウザ上の操作だけで完結します。
実際にこの仕組みを構築した事例を見てみると、記録される情報は驚くほど詳細です。
🔽 Gmailトリガーを使ったメルカリ×Zapierで自動記録できる主な情報
| 記録項目 | 取得方法 |
|---|---|
| 商品名 | 通知メールの件名・本文をZapierが解析 |
| 販売金額 | メール本文から数字を抽出 |
| 販売日時 | Gmailの受信日時スタンプ |
| 管理番号 | 商品名末尾に「#0A01」のような形式で自分で設定 |
| 購入者情報(ニックネーム等) | メール本文から抽出 |
商品名の末尾に「#」+管理番号を自分で設定しておくことで、スプレッドシート側でフィルタリングや集計がしやすくなるという工夫を取り入れているユーザーも多いです。この一手間が、後から分析する際の効率を大きく左右します。
また、このZapを一度設定してしまえば、メルカリで商品が売れるたびに通知メールが届いた瞬間、自動でスプレッドシートに追記されます。夜に手動で入力作業をする必要がなくなるため、「売上記録のためにパソコンを開く」というストレスから完全に解放されます。副業として物販をやっている方にとっては、本業後の限られた時間を有効活用できる、かなり強力な仕組みといえるでしょう。
Zapierとはそもそも何か?ノーコード自動化ツールの基本を解説

Zapierを初めて聞いた方のために、まず基本からおさらいしておきましょう。Zapierとは、異なるWebサービス(アプリ)同士をつなぎ合わせて、特定の条件が満たされたときに自動でアクションを実行してくれるノーコード自動化ツールです。プログラミングの知識がなくても、ブラウザ上のビジュアルエディタだけでワークフローを構築できるのが最大の特徴です。
同じカテゴリのツールとしてはIFTTT(イフト)やMake.com(旧Integromat)などが知られていますが、Zapierは特に業務系アプリとの連携が充実していて、カスタマイズの自由度が高い点で評価されています。現在は9,000以上のアプリと連携でき、30,000以上のアクションが事前定義されています。
🔽 Zapierの基本用語を整理
| 用語 | 意味 |
|---|---|
| Zap(ザップ) | Zapierで作るワークフローの単位。「Aが起きたらBする」というセット |
| トリガー | Zapの起点となるイベント(例:「メールが届いたら」) |
| アクション | トリガーが発火した後に実行される動作(例:「スプレッドシートに追記する」) |
| フィルター | 条件分岐。特定の条件が満たされた場合だけアクションを実行 |
| Formatter | データの整形・加工ツール(文字列抽出、日付変換など) |
メルカリとの組み合わせで使う際は、「GmailでメルカリからのメールをトリガーにしてGoogleスプレッドシートへ書き込む」という2ステップのZapが基本形になります。慣れてくれば、Filterで特定のカテゴリの商品売上だけを記録したり、Formatterで日付形式を変換したりと、カスタマイズの幅がぐっと広がります。
メルカリが日本国内でZapierを社内導入した事例として、メルカリエンジニアリングブログ(2017年12月)の記事が参考になります。当時、ノンプログラマーを含む社員が「GスプレッドシートとSlackを連携させたい」「JIRAのチケットを自動生成したい」といった要望を持っており、Zapierの導入によってそれらが実現されたことが紹介されています。
引用元:https://engineering.mercari.com/blog/entry/2017-12-22-110934/
このように、Zapierはメルカリという企業がまさに社内業務の効率化ために採用したツールでもあります。「ノンプログラマーでも学習コストほぼゼロで使える」という点が、メルカリの現場でも評価された大きなポイントでした。
無料プランでも基本的な機能は使えますが、メルカリ売上管理のような複数ステップのZapや、高頻度での実行には有料プランへのアップグレードを検討する必要があります。まずは無料で試して、自分のユースケースに合うかどうかを確かめるのが賢い使い方です。
メルカリが出資している企業とZapierの関係を押さえておこう

「メルカリが出資している企業は?」という疑問は、Zapierとの関係性を調べていく中でよく浮かぶものです。結論から言うと、メルカリがZapierに直接出資しているという公開情報は現時点では確認できません。ただし、この2つのサービスが交わる文脈は別のところにあります。
メルカリは国内外のスタートアップ・テック企業への投資を積極的に行っているグループですが、一方でZapierは独立系(いわゆるbootstrapped)の企業として長らく外部資金を受け入れずに成長してきた珍しいケースです。VC主導の資本調達ではなく、収益を再投資する形で成長してきたZapierは、その経営スタイルでも注目を集めています。
Zapierは2011年に設立され、長らくVC資金を入れずに成長したことで知られています。現在は9,000以上のアプリと連携し、数億ドル規模の収益を上げているとされています(一般的に報じられている情報)。
引用元:https://www.linkedin.com/in/jasonapoole(Zapierのエンジニアリングディレクターの投稿より)
🔽 メルカリグループの事業領域とZapierの関係性
| 観点 | 内容 |
|---|---|
| 資本関係 | 現時点でメルカリがZapierに出資しているという公開情報はなし |
| 活用関係 | メルカリ社内でZapier Team Planを導入し、250名以上が活用(2018年時点) |
| 自動化文化 | メルカリのエンジニア行動指針に「Automation, Karakuri(からくり)」がある |
| 技術的関係 | ZapierにはメルカリのネイティブAppは現時点では存在しないが、Gmail経由で連携可能 |
注目すべきは、メルカリがZapierを単に「便利ツール」として使っていただけでなく、全社的な業務自動化文化を醸成するための柱として位置づけていた点です。社内での勉強会(ハンズオン)を複数回実施し、仙台・福岡のCSオフィスにも展開して、エンジニアではないカスタマーサポートスタッフにまでZapierを使いこなせるよう支援していました。
このような「自動化を当たり前にする文化」はメルカリの中で育まれており、それがメルカリをテクノロジー企業として強くしている要因の一つとも言われています。Zapierを活用しているユーザーにとっても、「大企業でも使われているツール」という安心感につながる事実です。
なお、出資という観点ではなく「連携・統合」という観点では、ZapierはPrintful・Printify・Order DeskといったPOD(プリントオンデマンド)サービスとの連携を持っており、これらをメルカリ販売に組み合わせた活用事例も増えています(詳しくは後述します)。
ZapierとGoogleスプレッドシートを使ったメルカリ売上記録の仕組み

メルカリ×Zapierの最も人気のある活用法が、Googleスプレッドシートへの売上自動記録です。仕組みはシンプルですが、一度動き始めると本当に「もう戻れない」と感じるレベルで快適になります。設定の流れを具体的に見ていきましょう。
🔽 メルカリ売上記録Zapの設定ステップ
| ステップ | 内容 |
|---|---|
| ① Googleスプレッドシート準備 | 「商品名」「金額」「販売日」「管理番号」などのカラムを作成 |
| ② ZapierでトリガーをGmailに設定 | 「新しいメールが届いたら」→ 差出人フィルタで「@mercari.com」を指定 |
| ③ Formatterで本文を解析 | メール本文から商品名・金額・日時などの情報を抽出 |
| ④ アクションでスプレッドシートに追記 | Google Sheets「Create Spreadsheet Row」で対応するカラムに値を入力 |
| ⑤ テスト実行 | サンプルデータで動作確認。問題なければZapをオンに |
ポイントはステップ③のFormatter使いです。メルカリの通知メールは決まった書式で届くため、「Extract Pattern」や「Split Text」などのFormatter機能を使えば、商品名や金額をきれいに切り出せます。最初はちょっと設定が面倒に感じるかもしれませんが、一度作ってしまえば完全に手放しで動き続けます。
「通知メールが来た瞬間に、商品名も金額も販売日も自動でスプレッドシートに入っていく。これは、もう戻れない。」
上記のように、実際にこの仕組みを構築したユーザーの反応は非常に好意的です。手作業での入力ミスがなくなること、集計がリアルタイムで自動更新されること、何より「作業に追われている感」から解放されることが、大きなメリットとして語られています。
🔽 手動記録 vs Zapier自動記録の比較
| 項目 | 手動記録 | Zapier自動記録 |
|---|---|---|
| 記録タイミング | 手が空いた時(遅延あり) | メール受信と同時(即時) |
| 入力ミス | あり得る | ほぼなし(メール本文そのままを解析) |
| 必要な時間 | 1件につき1〜2分 | 0秒 |
| 継続的な負荷 | 毎回発生 | 初期設定のみ |
| 月50件販売時の削減時間 | 約50〜100分 | ゼロ |
また、スプレッドシートに蓄積されたデータは、そのままGoogleデータポータルやLooker Studioと連携してダッシュボード化することも可能です。「今月の売上推移」「カテゴリ別売上比率」「利益率の高い商品の傾向」といった分析を自動で可視化できれば、データに基づいた仕入れ判断ができるようになり、物販ビジネスの精度が一段上がります。
メルカリでシェアしたい情報はZapierで自動通知できる

「メルカリでシェアしたいのですが?」という検索は、メルカリ上の情報を別のプラットフォームに連携・共有したいというニーズを表していると考えられます。Zapierを使えば、この「シェアしたい」という行動を自動化できます。
最も実用的なのは、メルカリで商品が売れた情報をSlackやLINE WORKS、Chatworkなどのチャットツールに自動通知するという仕組みです。複数人で物販ビジネスを運営しているチームにとっては、誰かが手動で「売れました!」と報告しなくても、システムが自動で通知を飛ばしてくれるので、情報共有の漏れやタイムラグがなくなります。
🔽 Zapierで実現できるメルカリ情報のシェア・通知パターン
| 通知先 | 活用シーン |
|---|---|
| Slack | チーム販売管理、在庫補充アラート |
| Gmail(転送) | 別アカウントや担当者へのアラート |
| Google スプレッドシート | 売上データの蓄積・分析 |
| Notion | ビジネス管理・タスク連携 |
| Trello / Asana | 発送管理タスクの自動作成 |
メルカリのCS(カスタマーサポート)拠点で実際に使われていた事例として、「Slackで特定の単語(例:『出勤』)が含まれるメッセージが投稿されたらGoogleスプレッドシートにその内容と日時を追加する」という勤怠管理Botがあります。これはメルカリのZapier活用事例として公式ブログでも紹介されていた内容であり、「メルカリ × Zapier」という組み合わせが企業の実務レベルで十分に使えることを証明しています。
「ハンズオンを行った当日に、実際の業務で使われる自動化がいくつか作られました。たとえば『Slackで特定の単語があるメッセージが投稿された場合に、Googleスプレッドシートにその内容を追加する』という勤怠管理Botに近いものが作られました。」
個人のメルカリ物販においても、自分ひとりでもZapierによる「自動通知」は役立ちます。たとえばiPhoneのプッシュ通知だけでは見逃しがちな「売れました」メールを、GmailトリガーでSlack通知に変換しておけば、確認し忘れを防げます。あるいは、特定の高額商品が売れた際だけに通知が来るようFilterを設定しておくと、重要な情報だけを確実にキャッチできます。
Zapierのテンプレートを使えばメルカリ×自動化がさらに簡単になる

「Zapierって設定が難しそう…」と感じている方に知っておいてほしいのが、テンプレート(Zapierでは「Zap Templates」と呼ぶ)の存在です。Zapierのダッシュボードには、よく使われるワークフローがテンプレートとして数千件以上用意されており、クリック数回で自分のアカウントに適用できます。
メルカリに直接対応したテンプレートは現時点では少ないものの、「Gmail → Google Sheets」「Gmail → Slack」といった汎用テンプレートをベースに少し調整するだけで、メルカリ売上管理用のZapとして十分機能します。「Use this Zap」ボタンをクリックして、差出人メールアドレスを「@mercari.com」に変えるくらいの操作で動き始めることが多いです。
🔽 メルカリ運用に流用しやすいZapierテンプレートの例
| テンプレート名(概要) | 流用方法 |
|---|---|
| Gmail → Google Sheets(メール内容を自動転記) | 差出人をメルカリのメールアドレスに指定 |
| Gmail → Slack(メール受信をSlack通知) | メルカリ通知メールをSlackチャンネルへ転送 |
| Gmail → Trello(メールからカードを作成) | 売れた商品の発送タスクを自動作成 |
| Schedule → Gmail(定期メール送信) | 週次売上サマリーの自動送信 |
| Google Sheets → Slack(シート更新を通知) | 在庫スプレッドシート変更時にアラート |
テンプレートを活用すれば、初めてZapierを触る人でも30分〜1時間程度で最初のZapを完成させることができるとされています。メルカリの社内でZapierのハンズオンを実施した際も、「最初の1個が作れるようになると、ぐっとハードルが下がる」という感想が多かったと、当時の担当者が公式ブログに記しています。
「最初の30分でZapierの簡単な概要とZapの作り方、後半30分では実際にZapを作ってもらいました。最初の1個が作れるようになると、ぐっとハードルが下がる印象を受けました。」
引用元:https://engineering.mercari.com/blog/entry/2017-12-22-110934/
さらに、一度作ったZapはチームで共有する機能(Shared Folders)もあります。複数人で物販ビジネスを運営している場合、一人が作ったZapをチームメンバー全員が使えるようになるため、属人化を防ぎながら組織全体の効率を上げることができます。「誰が作ったかわからない自動化」ではなく、チームで管理できる自動化資産として育てられるのは、Zapierの大きな強みのひとつです。
ZapierとメルカリのAI活用で広がる最新自動化術

- Zapierを使ったメルカリのPOD(プリントオンデマンド)運用の実例
- ZapierとAIを組み合わせた商品管理・価格判定の活用事例
- ZapierとメルカリのAI回答で深掘り:よくある疑問に答える
- メルカリとZapierをつなぐ主要ツールの比較(Make.com・Order Desk・ShipStation)
- ZapierとメルカリをつなぐWebhookの活用でできる高度な自動化
- メルカリとZapierをつなぐ上での注意点と制限を知っておこう
- 総括:Zapierとメルカリのまとめ
Zapierを使ったメルカリのPOD(プリントオンデマンド)運用の実例

POD(Print on Demand:プリントオンデマンド)とは、注文が入ってから商品を印刷・製造して発送するビジネスモデルのことです。在庫を持たずにTシャツ・マグカップ・トートバッグなどのオリジナルグッズをメルカリで販売できるため、副業としての人気が高まっています。そして、このPOD運営にZapierは非常に相性がいいのです。
メルカリ上でPOD商品が売れたら、その注文情報を自動でPrintfulやPrintifyといった印刷業者に転送する——これを手動でやると、1件ごとに「メルカリで売れた確認 → 印刷業者サイトにアクセス → 注文情報を入力」という作業が発生します。注文が増えると、この作業だけで毎日30分〜1時間以上かかることも珍しくありません。
🔽 Zapierを使ったメルカリPOD運用フロー(概念図)
| ステップ | 内容 | 使うツール |
|---|---|---|
| ① 注文通知 | メルカリで商品が売れ、通知メールが届く | メルカリ + Gmail |
| ② Zapierがメールを検知 | GmailトリガーでZapが発火 | Zapier |
| ③ 注文情報を整形 | Formatterで商品名・数量・送付先を抽出 | Zapier Formatter |
| ④ POD業者へ転送 | Order DeskやPrintful APIへ注文データを送信 | Order Desk / Zapier |
| ⑤ 追跡番号の管理 | 発送完了後にスプレッドシートへ追跡番号を記録 | Google Sheets |
メルカリではネイティブのPOD統合はありませんが、Order Desk・Zapier(カスタムワークフロー)・Make.com・Printful API・Printify(手動同期)・ShipStationといったサードパーティの自動化ソリューションを通じて接続できます。
ただし、メルカリはネイティブAPI連携をサードパーティに開放していないため、完全自動化には工夫が必要です。直接API連携ができるAmazonやShopifyと比べると、Gmailトリガー経由という迂回路を使う必要があるため、設定の難易度はやや上がります。それでも、Order Deskのようなマルチチャンネル注文管理ツールと組み合わせることで、かなりの部分を自動化できるとされています。
メルカリのPOD販売で重要なルールとして、商品は「新品」として正確に説明し、印刷・生産にかかる時間を発送予定日に含める必要があります。また、著作権のあるデザインの使用は厳禁で、すぐに商品が削除されます。Zapierを使った自動化はあくまで「正しい運営」の上で成り立つものであることを念頭に置いておきましょう。
ZapierとAIを組み合わせた商品管理・価格判定の活用事例

ZapierはAIツールとの連携も急速に進化しています。特にChatGPTやGeminiとの接続が強化されており、メルカリの商品管理や価格判定にAIを組み込んだワークフローが実現できるようになってきています。
具体的な活用事例として注目されているのが、「Amazon → メルカリ/StockXのアービトラージトラッカー」です。Amazonで仕入れた商品をメルカリやStockXに転売する際、GPTベースの商品スコアリングを使ってフリップ(転売)ポテンシャルを自動計算し、メタデータのタグ付けを行い、自動でリスティング(出品)を作成するという高度なワークフローが実例として紹介されています。
「E-Commerce Arbitrage Tracker:GPTベースの商品スコアリングをAmazonからメルカリ/StockXへ適用。フリップポテンシャルを計算し、メタデータのタグ付けを行い、自動でリスティングを作成する」
🔽 ZapierとAIを組み合わせたメルカリ活用の事例
| 活用領域 | 概要 | 使うAI/ツール |
|---|---|---|
| 価格判定 | 商品情報をAIに渡して適正価格を算出 | ChatGPT + Zapier |
| 商品説明文生成 | 商品名・カテゴリからAIが自動で説明文を生成 | ChatGPT / Gemini |
| アービトラージ判定 | 仕入れ価格と相場から利益率スコアを計算 | GPT + Zapier |
| レビュー返信 | 購入者評価へのお礼メッセージを自動生成 | ChatGPT + Gmail |
| 在庫補充提案 | 売れ筋商品データをAIが分析して仕入れ提案 | Sheets + ChatGPT |
また、ZapierはGeminiとの連携(Google AI Studio経由)にも対応しています。GemailのメールトリガーからGeminiに処理を依頼し、その回答をSlackや別のアプリに送るという流れも作れます。GeminiはGoogleのエコシステム(Gmail・Drive・Docs)との統合が強力なため、メルカリのGmail通知 → Gemini解析 → Google Sheetsへ整形して記録という完全Google圏内での自動化も視野に入ります。
ただし、AIを組み込んだZapierワークフローは設定の複雑さが増すため、まずはAIなしのシンプルなZapで自動化の基礎を作り、慣れてきたらAIステップを追加するという段階的なアプローチをおすすめします。
ZapierとメルカリのAI回答で深掘り:よくある疑問に答える

「zapier メルカリ AI回答を見る」という検索は、ZapierとメルカリについてAIが答えた内容を確認したい、あるいはAIが関係するZapier×メルカリの活用方法を知りたいというニーズを示していると考えられます。ここでは、よくある疑問とその回答をまとめます。
❓ Q1:メルカリにはZapierの公式アプリはある?
現時点(2026年5月)において、ZapierのアプリカタログにメルカリのネイティブAppは確認できません。ただし、Gmail・Webhook・Order Deskなどを経由することで実質的な連携は可能です。今後、メルカリのAPI開放が進めば公式アプリが登場する可能性もありますが、現状では「代替手段での連携」が必要です。
❓ Q2:ZapierはAIツールと連携できる?
はい。ZapierはChatGPT(OpenAI)・Gemini(Google AI Studio)・Claude(Anthropic)などの主要AIツールと連携できます。特にZapier MCPという機能では、AI側から9,000以上のアプリを直接操作できるようになっており、自然言語でZapierのアクションを呼び出せるようになっています。
🔽 ZapierとAI連携に関するよくある疑問まとめ
| 質問 | 回答 |
|---|---|
| メルカリ公式のZapierアプリはある? | 現時点では未確認。Gmail等の迂回手段が必要 |
| 無料プランで使える? | 基本機能は無料で試せるが、多ステップZapは有料プラン推奨 |
| AIと組み合わせると何ができる? | 商品説明の自動生成、価格スコアリング、返信文生成など |
| Webhookは使える? | 有料プランで利用可能。POSシステムや独自システムと連携可 |
| 日本語対応は? | ZapierのUIは主に英語だが、日本語のデータ処理は問題なし |
ZapierのClaude統合について:「ZapierのClaude(Anthropic)連携では、8,000以上のアプリへのアクセスと30,000以上のプリビルドアクションが利用可能。カスタム統合は不要で、AIアシスタントが実際にタスクを完了できるようになる」
引用元:https://www.linkedin.com/in/jasonapoole(ZapierディレクターのLinkedIn投稿より)
AI×Zapierの組み合わせは今まさに急速に進化している領域です。今後メルカリとの直接API連携が実現すれば、AI連携の可能性はさらに広がる見込みです。現時点でも、Gmail経由の迂回を使えばAIを絡めた高度な自動化は十分に実現できます。
メルカリとZapierをつなぐ主要ツールの比較(Make.com・Order Desk・ShipStation)

Zapierはメルカリとつなぐ自動化ツールとして有力ですが、他にも選択肢があります。自分のユースケースや技術レベルに合ったツールを選ぶために、主要な代替ツールを比較しておきましょう。
🔽 メルカリ自動化に使える主要ツールの比較表
| ツール | 特徴 | メルカリとの連携方法 | 難易度 | 料金感 |
|---|---|---|---|---|
| Zapier | 業務系アプリ連携が豊富、テンプレートが充実 | Gmail経由 / Webhook | ★★☆ | 無料〜有料($19.99/月〜) |
| Make.com(旧Integromat) | ビジュアルが直感的、複雑なフロー向き | Gmail経由 / HTTP module | ★★★ | 無料〜有料(€9/月〜) |
| Order Desk | EC特化型注文管理、POD業者連携が強力 | 直接連携対応あり | ★★☆ | $20/月〜 |
| ShipStation | 発送管理特化、マルチチャンネル対応 | 一部連携あり | ★★☆ | $9.99/月〜 |
| IFTTT | シンプルな1:1連携向き、個人利用に向く | Gmail経由 | ★☆☆ | 無料〜有料 |
Zapierが優れているのは、業務アプリとの接続数の多さとフィルター・Formatterによる柔軟なカスタマイズ性です。Make.comはより複雑なループ処理や条件分岐が必要なワークフローに向いており、上級者向けといえます。Order DeskはPOD販売に特化しているため、プリントオンデマンドをメルカリで展開している場合は特に相性が良いです。
「メルカリはネイティブのPOD統合をまだ持っていないが、Order Desk・Zapier(カスタムワークフロー)・Make.com・Printful API・Printify(手動同期)・ShipStationといったサードパーティの自動化ツールで接続できる」
初めてメルカリの自動化に取り組む方には、テンプレートが充実しているZapierから始めるのが最も障壁が低く、確実に動くものができやすいといえます。慣れてきてより複雑なワークフローが必要になったタイミングで、Make.comや専門ツールへの移行を検討するのが賢いステップアップです。
ZapierとメルカリをつなぐWebhookの活用でできる高度な自動化

Zapierでより高度な自動化を実現したい場合、Webhook by Zapierという機能が強力な武器になります。Webhookとは、あるサービスで何かが起きた瞬間に、指定したURLへデータを自動送信する仕組みのことです。
メルカリ自体はWebhook機能を一般ユーザーに開放していませんが、自前のシステムやサードパーティツールからのWebhookをZapierで受け取り、メルカリ関連のアクションにつなげることは可能です。たとえば、独自の在庫管理システムで「残り1個になった」というイベントが発生したとき、そのWebhookをZapierで受け取り、メルカリの出品ページを更新する(Gmailを送る等の迂回含め)というフローが設計できます。
🔽 Webhook by Zapierの活用パターン(メルカリ関連)
| シナリオ | トリガー(Webhook元) | アクション |
|---|---|---|
| 在庫切れ通知 | 在庫管理システム | 担当者にSlack/メール通知 |
| 注文情報受信 | Order Desk / POD業者 | スプレッドシートへ記録 |
| 価格変動アラート | 相場監視ツール | 値下げ検討の通知 |
| レビュー受信 | カスタムシステム | 感謝メールの自動送信 |
メルカリのエンジニアリングブログでは、kintoneとZapierのWebhook連携事例が詳しく紹介されています。kintoneのWebhookを使ってZapierをトリガーし、Slackへの通知や他サービスとの連携を実現した話ですが、この考え方はメルカリ販売のカスタムシステムにも応用できます。
「Webhook by Zapierを使うことで、Zapierにおいてより多様なワークフローを作成することができます。ワークフローを作る幅が増えることは、即ち社員の生産性向上に直結します。」
引用元:https://engineering.mercari.com/blog/entry/2018-06-12-110000/
Webhook活用はノンプログラマーにはやや難しい部分もありますが、やり方を一度身につけてしまえば自分たちで作成・メンテナンスすることは十分に可能です。Zapierのドキュメントにはステップバイステップのガイドが用意されており、基本的なWebhook設定なら英語が読めなくてもビジュアルで理解できる構成になっています。
メルカリとZapierをつなぐ上での注意点と制限を知っておこう

便利なZapier×メルカリ連携ですが、実際に運用する前に知っておきたい注意点や制限事項があります。「知らずに始めて後悔した」とならないよう、あらかじめ把握しておきましょう。
⚠️ 注意点①:メルカリのネイティブAPI非公開
メルカリは現時点でサードパーティへのAPIを一般公開していません。そのため、Zapierからメルカリへのアクションはできません(出品・更新・メッセージ送信などをZapierから直接行うことは現状では不可能です)。あくまでGmail経由での「読み取り+別ツールへの書き込み」が基本形です。
⚠️ 注意点②:通知メールの形式変更リスク
Zapierのメール解析はメルカリ通知メールの形式に依存しています。メルカリがメールの文面や書式を変更した場合、Formatterのパターンが合わなくなりZapが正しく動かなくなることがあります。定期的に動作確認をする習慣をつけておきましょう。
🔽 Zapier×メルカリ運用時の主な注意点まとめ
| 注意点 | 内容 | 対策 |
|---|---|---|
| API非公開 | メルカリへの直接アクション不可 | Gmail経由の読み取りに限定 |
| メール形式変更 | Formatterが動かなくなる可能性 | 定期的なテスト実行 |
| 無料プラン制限 | 多ステップZapや高頻度実行は有料 | 用途に合ったプランを検討 |
| 個人情報取り扱い | 購入者情報がZapierを経由する | セキュリティポリシーの確認 |
| メルカリ利用規約 | 自動化による大量操作は規約違反の可能性 | 規約を確認してから運用 |
⚠️ 注意点③:メルカリ利用規約との整合性
メルカリの利用規約では、自動化ツールを使った大量出品・スパム的行為を禁止している条項があります(一般的な解釈として)。Zapierを使って売上記録を自動化することは問題ないと考えられますが、出品作業を自動化するといった行為については、規約を改めて確認することをおすすめします。
メルカリのビジネスアカウント(メルカリShops)については、APIが一部外部連携に対応しているケースがあるため、法人として本格的にメルカリで販売する場合は、こちらの活用も検討する価値があります。
総括:Zapierとメルカリのまとめ

最後に記事のポイントをまとめます。
- ZapierとメルカリをGmail経由でつなぐことで、売上記録の自動化が実現できる
- Zapierはノーコード自動化ツールであり、プログラミング不要でワークフローを構築できる
- メルカリ社内でもZapierはTeam Plan導入済みで、250名以上が業務自動化に活用していた(2018年時点)
- メルカリがZapierに出資しているという公開情報は現時点では確認できない
- Zapierのテンプレート(Zap Templates)を使えば、Gmail→Sheets・Gmail→Slackなどの基本的なZapが30分〜1時間で設定できる
- ZapierとGoogleスプレッドシートを組み合わせれば、商品名・金額・販売日・管理番号などが売れた瞬間に自動記録される
- メルカリでシェアしたい情報はZapierを経由してSlack・Trello・Notionなど好きなツールに自動通知できる
- POD(プリントオンデマンド)販売とZapierの組み合わせは相性がよく、Order Desk・Make.com・Printful APIとの連携事例もある
- ZapierはChatGPT・Gemini・Claudeなどの主要AIと連携でき、商品説明生成・価格判定・アービトラージスコアリングなどに活用できる
- Webhook by Zapierを使えば、カスタムシステムと連携した高度な自動化フローが組める
- メルカリのネイティブAPI非公開・メール形式変更リスク・利用規約との整合性など、運用時に注意すべき制限事項もある
- 代替ツールとしてMake.com・Order Desk・ShipStation・IFTTTがあり、ユースケースに応じた使い分けが重要である
記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト
- https://engineering.mercari.com/blog/entry/2017-12-22-110934/
- https://note.com/itoubuppan/n/na510f560d2db
- https://engineering.mercari.com/blog/entry/2018-06-12-110000/
- https://careers.mercari.com/mercan/articles/4836/
- https://www.reddit.com/r/Mercari/comments/t8lm69/data_trackingautomation_tips/
- https://instatus.com/now/zapier.com
- https://community.openai.com/t/automation-power-user-shares-real-world-chatgpt-and-zapier-use-cases/1289635
- https://www.zapier.com/blog/gemini-vs-chatgpt/
- https://www.linkedin.com/in/jasonapoole
- https://podsellers.com/where-to-sell/mercari/
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