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【保存版】エクセルでふりがなが編集できない全パターンの対処法と裏技

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エクセルでふりがなを編集しようとしたら、なぜかうまくいかない。そんな経験はありませんか?ふりがなの編集ボタンがグレーアウトしていたり、ふりがなボタンそのものが見当たらなかったりと、様々な問題に直面することがあります。特に、別のセルからふりがなを取得しようとしても思うように動作しない場合、ストレスを感じる方も多いでしょう。

本記事では、エクセルでふりがなを編集する際によくある問題とその解決方法について詳しく解説します。ふりがなの編集が一括でできない、特定の文字だけふりがなを編集できない、隣のセルにふりがなを表示できないなど、多岐にわたる課題に対処する方法を紹介します。また、PHONETIC関数の使い方や、おかしなふりがなを修正する手順についても触れていきます。これらの知識を身につければ、エクセルでのふりがな編集がスムーズに行えるようになるはずです。

エクセルでふりがなの編集ができない原因と対処法
ふりがなボタンが見つからない場合の解決方法
PHONETIC関数を使ったふりがなの表示と編集テクニック
ふりがなの一括編集や特定の文字のみの編集方法


エクセルでふりがなが編集できない原因と対処法

このセクションでは、エクセルでふりがなが編集できない問題の主な原因と、その対処法について解説します。以下の項目を順に見ていきましょう。

  • ふりがなの編集ボタンがグレーアウトしている
  • セルを直接編集する設定になっていない
  • ふりがなの情報が正しく記録されていない
  • 特定の文字だけふりがなを編集できない
  • 一括でふりがなを編集する方法
  • 別のセルからふりがなを取得できない場合

ふりがなの編集ボタンがグレーアウトしている

ふりがなの編集ボタンがグレーアウトして使用できない場合、エクセルの設定に問題がある可能性があります。この状況は多くのユーザーを悩ませますが、簡単な手順で解決できることがほとんどです。

まず、エクセルのオプション設定を確認してみましょう。[ファイル]タブから[オプション]を選択し、[詳細設定]を開きます。そこで「セルを直接編集する」のチェックボックスが外れていないか確認します。チェックが入っていない場合は、チェックを入れて[OK]をクリックしてください。これでふりがなの編集ボタンが使用可能になることがあります。


セルを直接編集する設定になっていない

エクセルでふりがなを編集できない原因の一つに、セルを直接編集する設定になっていないことがあります。この設定は、ふりがなの編集だけでなく、セル内のテキスト編集全般に影響を与えます。

設定を変更するには、[ファイル]タブから[オプション]を選択し、[詳細設定]を開きます。「編集オプション」のセクションにある「セルを直接編集する」にチェックを入れてください。この設定を有効にすることで、セル内のテキストやふりがなを直接編集できるようになります。ただし、この設定変更後はエクセルの再起動が必要な場合があるので、注意しましょう。


ふりがなの情報が正しく記録されていない

ふりがなの編集ができない場合、そもそもふりがなの情報が正しく記録されていない可能性があります。これは特に、他のアプリケーションからデータをコピーしてきた場合や、CSVファイルからデータをインポートした場合によく起こります。

この問題を解決するには、まずふりがなを付けたいセルを選択します。次に、[ホーム]タブの[ふりがなの表示/非表示]ボタンをクリックします。ふりがなが表示されない場合は、そのセルにふりがな情報が記録されていないということです。この場合、手動でふりがなを入力するか、後述するPHONETIC関数を使用してふりがなを生成する必要があります。


特定の文字だけふりがなを編集できない

エクセルで特定の文字だけふりがなを編集できない場合があります。これは主に、その文字に対して特別な設定がされている場合や、文字の種類によって起こることがあります。

例えば、漢字と仮名が混在している場合、仮名部分にはふりがなが付かないことがあります。また、記号や数字にもふりがなが付きにくい傾向があります。このような場合は、問題の文字を含むセル全体を選択し、[ホーム]タブの[ふりがなの表示/非表示]ボタンの横にある下矢印をクリックして、[ふりがなの編集]を選択します。ここで手動で特定の文字にふりがなを付けることができます。


一括でふりがなを編集する方法

多くのセルのふりがなを一度に編集したい場合、一括編集の方法を知っておくと便利です。エクセルには標準でこの機能が搭載されていませんが、簡単なマクロを使うことで実現できます。

まず、編集したいセル範囲を選択します。次に、Alt+F11キーを押してVBAエディタを開きます。新しいモジュールを挿入し、以下のコードを入力します:

Sub SetPhonetic()
    Selection.PhoneticCharacters.Visible = True
End Sub

このマクロを実行すると、選択したセル範囲全体にふりがなが表示されます。その後、個別に必要な編集を行うことができます。ただし、マクロの使用には注意が必要で、信頼できないソースからのマクロは実行しないようにしましょう。


別のセルからふりがなを取得できない場合

別のセルからふりがなを取得しようとしてもうまくいかない場合があります。これは主に、PHONETIC関数の使い方が間違っているか、参照元のセルにふりがな情報が正しく記録されていない場合に起こります。

PHONETIC関数を使用する際は、構文が正しいか確認しましょう。基本的な使い方は「=PHONETIC(参照セル)」です。例えば、A1セルの内容のふりがなを取得したい場合は、「=PHONETIC(A1)」と入力します。それでも機能しない場合は、参照元のセル自体にふりがな情報が正しく記録されているか確認が必要です。参照元のセルを選択し、[ホーム]タブの[ふりがなの表示/非表示]ボタンをクリックして、ふりがなが表示されるか確認してください。表示されない場合は、まず参照元のセルにふりがなを設定する必要があります。


エクセルでふりがなを正しく編集する具体的な手順

このセクションでは、エクセルでふりがなを正しく編集するための具体的な手順を解説します。以下の項目を順に見ていきましょう。

  • ふりがなボタンが見つからない時の対処法
  • PHONETICファンクションでふりがなを表示する
  • ふりがなを隣のセルに表示させる方法
  • おかしなふりがなを修正する手順
  • ふりがなの種類や配置を変更する設定
  • ふりがな編集のショートカットキー活用法

ふりがなボタンが見つからない時の対処法

ふりがなボタンが見つからない場合、エクセルのリボンにそのボタンが表示されていない可能性があります。この問題は、エクセルの設定を少し変更するだけで簡単に解決できます。

まず、エクセルの画面上部にある[ファイル]タブをクリックし、[オプション]を選択します。次に[クイックアクセスツールバー]をクリックし、「すべてのコマンドの中から選択する」を選びます。一覧から「ふりがなの表示/非表示」を見つけ、[追加]ボタンをクリックしてクイックアクセスツールバーに追加します。これで、画面上部に常にふりがなボタンが表示されるようになります。


PHONETICファンクションでふりがなを表示する

PHONETICファンクション(関数)は、エクセルで漢字のふりがなを別のセルに表示させるのに便利な機能です。この関数を使えば、元のセルの内容を変更することなく、ふりがなだけを別のセルに表示できます。

使い方は簡単です。ふりがなを表示させたいセルに「=PHONETIC(参照セル)」と入力します。例えば、A1セルの内容のふりがなをB1セルに表示させたい場合、B1セルに「=PHONETIC(A1)」と入力します。ただし、この関数はA1セルに元々ふりがな情報が含まれている場合にのみ機能します。もしA1セルにふりがな情報がない場合は、まずA1セルにふりがなを設定する必要があります。


ふりがなを隣のセルに表示させる方法

ふりがなを隣のセルに表示させる方法は複数ありますが、最も簡単な方法はPHONETIC関数を使用することです。この方法を使えば、元のセルの内容を変更することなく、ふりがなだけを別のセルに表示できます。

具体的な手順は次の通りです。まず、ふりがなを表示させたいセルの隣のセルをクリックします。次に、数式バーに「=PHONETIC(」と入力し、ふりがなの元となるセルをクリックします。最後に「)」を入力してEnterキーを押します。これで、元のセルの内容に対応するふりがなが隣のセルに表示されます。ただし、この方法はあくまでも表示のみで、元のセルにふりがな情報が含まれていない場合は機能しません。


おかしなふりがなを修正する手順

エクセルで自動的に付けられたふりがなが間違っている場合、簡単に修正することができます。この作業は少し手間がかかりますが、正確なふりがなを表示するために必要な手順です。

まず、修正したいふりがなが付いているセルを選択します。次に、[ホーム]タブの[ふりがなの表示/非表示]ボタンの横にある下矢印をクリックし、[ふりがなの編集]を選びます。すると、セル内の文字の上にカーソルが表示されます。間違ったふりがなの部分にカーソルを合わせ、正しいふりがなを入力します。修正が終わったら、Enterキーを押して確定します。この方法で、一文字ずつ丁寧にふりがなを修正することができます。


ふりがなの種類や配置を変更する設定

エクセルでは、ふりがなの種類(ひらがな・カタカナ)や配置を自由に変更することができます。この設定を変更することで、見やすさや用途に合わせたふりがなの表示が可能になります。

設定を変更するには、まずふりがなを変更したいセルを選択します。次に、[ホーム]タブの[ふりがなの表示/非表示]ボタンの横にある下矢印をクリックし、[ふりがなの設定]を選びます。表示されたダイアログボックスで、[ふりがな]タブを選択します。ここで、「種類」からひらがなかカタカナを選び、「配置」から左寄せや中央揃えなどを選択できます。さらに、フォントやサイズも変更可能です。設定が終わったら[OK]をクリックして変更を適用します。


ふりがな編集のショートカットキー活用法

ふりがなの編集作業を効率化するには、ショートカットキーの活用が有効です。エクセルには、ふりがな編集に特化したショートカットキーがいくつか用意されており、これらを覚えることで作業速度が大幅に向上します。

最も便利なショートカットキーは、Alt+Shift+↑です。このキーの組み合わせを押すと、選択したセルのふりがなを直接編集できるモードに入ります。ふりがなを表示するには、Alt+H、G、Sの順にキーを押します。また、ふりがなの設定画面を開くには、Alt+H、G、Tの順にキーを押します。これらのショートカットキーを使いこなすことで、マウス操作に頼らずにふりがなの編集ができるようになり、作業効率が大幅に向上します。


【保存版】エクセルでふりがなが編集できない全パターンの対処法と裏技の総括まとめ

  • ふりがなの編集ボタンがグレーアウトしている場合、「セルを直接編集する」設定を確認する
  • ふりがな情報が正しく記録されていない場合、手動で入力するか PHONETIC 関数を使用する
  • 特定の文字だけふりがなを編集できない場合、セル全体を選択して編集する
  • 一括でふりがなを編集するには、簡単なマクロを使用する
  • 別のセルからふりがなを取得できない場合、PHONETIC 関数の使用法を確認する
  • ふりがなボタンが見つからない場合、クイックアクセスツールバーにボタンを追加する
  • PHONETIC 関数を使用して、ふりがなを別のセルに表示できる
  • ふりがなを隣のセルに表示させるには、PHONETIC 関数を使用する
  • おかしなふりがなは、「ふりがなの編集」機能で修正できる
  • ふりがなの種類や配置は、「ふりがなの設定」で変更可能
  • ふりがな編集のショートカットキーを活用して作業効率を上げる
  • Alt+Shift+↑ キーで、ふりがなを直接編集できるモードに入る
  • Alt+H、G、S キーの順で、ふりがなを表示できる
  • Alt+H、G、T キーの順で、ふりがなの設定画面を開ける
  • ふりがな情報がない場合、まず元のセルにふりがなを設定する必要がある
  • ふりがなの編集ができない場合、エクセルのバージョンが最新かどうか確認する
  • 複雑なふりがな編集には、VBA マクロの使用を検討する
  • ふりがなの表示や編集に問題がある場合、エクセルの再起動を試みる
  • ABOUT ME
    カシワギ
    『エグゼクティブワーク』編集長のカシワギです。 普段はITベンチャーで執行役員の40代男です。 元コンサルタントですが、今はテクノロジー企業で日々奮闘中。 仕事では厳しい顔をしていますが、家では小学生の子供2人のやんちゃなパパ。 休日はゴルフに行ったり、妻とワインを楽しんだり。