Google Formでアンケートや申し込みフォームを作ったはいいけれど、「回答が届くたびに手作業でスプレッドシートを更新して、Slackに転記して…」という繰り返し作業にうんざりしていないだろうか。そこで注目したいのがZapierとGoogle Formの連携だ。Zapierは「Zap(ザップ)」と呼ばれる自動化ワークフローを作ることで、Google Formに新しい回答が届いた瞬間に、メール送信・Slack通知・Trelloカード作成・Notion更新など、9,000以上のアプリを自動で動かせる無料から使えるノーコードツールである。

この記事では、ZapierとGoogle Formを連携させるための基本的な仕組みや準備事項から、設定手順、人気の自動化ワークフロー実例、よくあるトラブルの解決策まで、調査で集めた情報を余すところなく紹介する。「JotformとGoogle Forms、どちらが自分に合っているの?」「フォームのフィールドを更新したのにZapierに反映されないのはなぜ?」といった疑問にも答えるので、ぜひ最後まで読んでほしい。

この記事のポイント
✅ ZapierとGoogle Formの連携でできることと基本の仕組みがわかる
✅ 連携前に必要な準備(スプレッドシート設定)と接続手順がわかる
✅ Gmail・Slack・Trello・Notion等の人気ワークフロー実例が学べる
✅ フィールド未反映などよくあるトラブルの解決策がわかる

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ZapierとGoogle Formを連携させて実現できる自動化の全体像

ZapierとGoogle Formを連携させて実現できる自動化の全体像
  1. ZapierとGoogle Formの連携とは「フォーム回答を起点に他のアプリを自動で動かす仕組み」のこと
  2. Zapierが対応しているGoogle Formのトリガーとアクションの全一覧
  3. Google FormをZapierに連携する前に必要な準備は「スプレッドシートへの回答保存」が必須
  4. ZapierとGoogle Formを接続する手順は6ステップで完了する
  5. JotformとGoogle Forms、どちらを選ぶかはプロジェクトの規模と目的次第
  6. Google Formのフィールドが更新されてもZapierに反映されない原因は「サンプルの再取得漏れ」

ZapierとGoogle Formの連携とは「フォーム回答を起点に他のアプリを自動で動かす仕組み」のこと

【AI】【業務効率化】【職場】ZapierとGoogle Formの連携とは「フォーム回答を起点に他のアプリを自動で動かす仕組み」のこと

ZapierとGoogle Formの連携とは、Google Formに新しい回答(またはフォームの更新)が届いた瞬間をトリガー(引き金)として、あらかじめ設定しておいた別アプリへの操作を自動実行する仕組みのことだ。Zapierではこの一連の自動化フローを「Zap(ザップ)」と呼ぶ。Zapは「トリガー(起点となるイベント)」と「アクション(実行する操作)」の組み合わせで構成されており、コードを一切書かなくても設定できるのが最大の特長である。

たとえば「新しいフォーム回答が来たら → Gmailで担当者にメールを送る」「新しい回答が届いたら → Slackの特定チャンネルに通知を投稿する」「回答が来たら → Trelloに新しいカードを作る」といった具合に、Google Formを入口として様々なアプリへとデータを自動的に橋渡しできる。これにより、フォーム回答のたびに発生していた手作業の転記・通知・タスク作成といった反復業務を大幅に削減できる。

Zapierの公式ページによれば、Google Forms単体でも9,000以上のアプリとの連携が可能であり、世界中の何百万人ものユーザーが業務自動化に活用しているという。無料プランでも基本的なZapを作成・実行できるため、まずは試しに連携してみるというアプローチが取りやすい点も魅力だ。

📌 ZapierとGoogle Formの連携でよく使われる自動化の例

  • フォーム回答 → GmailでメールをBCC付きで自動送信
  • フォーム回答 → Slackの指定チャンネルに回答内容を投稿
  • フォーム回答 → TrelloやAsanaに新タスクを自動作成
  • フォーム回答 → Google CalendarにイベントをAUTO登録
  • フォーム回答 → Notionデータベースに新レコードを追加
  • フォーム回答 → MailchimpやActiveChannelの購読者リストを更新

ただし重要な前提として、Google Formの回答データはGoogleスプレッドシートに保存設定していないとZapierから直接アクセスできないという制約がある(詳しくは後述する)。Google FormはUIやフォーム設計には優れているが、外部との連携においてはスプレッドシートをデータの中継地点として使う設計になっている点を最初に押さえておこう。


Zapierが対応しているGoogle Formのトリガーとアクションの全一覧

【AI】【業務効率化】【職場】Zapierが対応しているGoogle Formのトリガーとアクションの全一覧

ZapierがGoogle Formに対して提供しているトリガーとアクションは現時点では比較的シンプルな構成だ。ただし、そのシンプルさゆえに多くの用途に応用しやすい設計になっている。

🗂️ Zapierが提供するGoogle Form連携の機能一覧

種別 機能名 内容
トリガー New Form Response(Instant) 新しいフォーム回答が届いた瞬間にZapを起動
トリガー New or Updated Form Response(Instant) フォーム回答が追加または変更された瞬間にZapを起動
アクション API Request(Beta) 認証情報を含む生のHTTPリクエストを実行(上級者向け)

「Instant(インスタント)」とは、回答が届いた瞬間にほぼリアルタイムでZapが動き出すことを意味する。Zapierの仕組みには定期的にポーリング(一定間隔でデータを確認する方法)するタイプと、イベント発生と同時に動くWebhookベースのインスタントタイプがあるが、Google FormのトリガーはWebhookベースで動く即時型なので、回答が届いてから数秒以内に後続の処理が実行される点がポイントだ。

🔍 トリガーの使い分け目安

どちらを使うべきか 状況
New Form Response 回答の「新規追加」だけを起点にしたい場合
New or Updated Form Response 回答の編集・修正も検知してZapを起動したい場合

一方で「Searches(検索)」に相当する機能は現時点ではGoogle Formには存在しない。フォームそのものを検索・取得するような機能は提供されていないため、もし回答データを検索・照合したい場合はGoogle Sheetsを介して行う必要がある。なお、API Request(Beta)はZapierの認証情報を使いながら任意のHTTPリクエストを投げられる上級者向け機能であり、標準のアクションでは対応できない操作を実現するために使われるものだ。


Google FormをZapierに連携する前に必要な準備は「スプレッドシートへの回答保存」が必須

【AI】【業務効率化】【職場】Google FormをZapierに連携する前に必要な準備は「スプレッドシートへの回答保存」が必須

ZapierとGoogle Formの連携で、最初につまずきやすいのが「Google FormはスプレッドシートなしではZapierから直接アクセスできない」という制約だ。Zapierの公式ヘルプページにも明記されている通り、Google Formのフォーム回答はGoogleスプレッドシートに保存されている必要がある。

“Google Form responses must be saved to a Google Sheet in order to work with Zapier, as the form itself cannot be directly accessed without this connection.”

出典:https://help.zapier.com/hc/en-us/articles/8495997064845

つまり、フォームだけ作って連携しようとしても動かない。事前にGoogle FormとGoogleスプレッドシートを紐付けておく必要があるのだ。以下のチェックリストで準備が整っているか確認しよう。

連携前の必須チェックリスト

  • [ ] Googleアカウントを持っていること
  • [ ] Google FormとGoogleスプレッドシートが同じGoogleアカウントに紐付いていること
  • [ ] Google Formの「回答」タブからスプレッドシートへの保存が有効になっていること
  • [ ] Zapierのアカウントを作成済みであること(無料プランでも基本的なZapは使用可能)
  • [ ] 連携したい外部アプリ(Gmail・Slack・Trelloなど)のアカウントがあること

📋 Google FormのスプレッドシートへのリンクはGoogle Form側で設定する

Google Formを開いたら「回答」タブをクリックし、右上にあるスプレッドシートのアイコン(またはリンクボタン)をクリックする。「新しいスプレッドシートを作成」か「既存のスプレッドシートを選択」のどちらかを選んで保存設定を完了させれば、以降の回答がそのスプレッドシートに自動で蓄積されるようになる。

この設定が完了していないと、ZapierはGoogle Formの回答データを取得できないため、Zapを作っても動作テストが通らない。まずはこのスプレッドシート連携を確実に済ませておくことが、スムーズな連携への近道だ。


ZapierとGoogle Formを接続する手順は6ステップで完了する

【AI】【業務効率化】【職場】ZapierとGoogle Formを接続する手順は6ステップで完了する

準備が整ったら、いよいよZapierにGoogle Formを接続してZapを作成していく。基本的な流れはZapierの公式ヘルプに沿ったもので、コードの知識がなくても進められる。

🛠️ ZapierとGoogle Formの接続手順(6ステップ)

ステップ 操作内容
Zapierにログインし、「Apps」ページを開く
「+ Add connection」をクリックする
検索欄で「Google Forms」を検索して選択する
「Add connection」をクリックすると新しいブラウザタブが開く
Googleアカウントでログインし、Zapierへのアクセスを許可する
接続完了。Zapierのアカウントページに「Google Forms」が表示される

接続が完了したら、次はZapを作成する。「Create Zap」ボタンをクリックし、トリガーに「Google Forms」を選択。使用したいトリガーイベント(「New Form Response」か「New or Updated Form Response」)を選び、連携済みのGoogleアカウントを指定して対象フォームを選ぶ。その後、テストとして「Find New Records(新しいレコードを検索)」ボタンをクリックしてサンプルデータを取得すれば、後続のアクション設定でフォームの項目(質問内容)をマッピングできるようになる。

アクション側では連携したいアプリ(GmailやSlackなど)を選択し、Google Formの各回答項目をアクション側のフィールドにドラッグ&ドロップ形式でマッピングする。設定が完了したら「Zapをオンにする」ボタンをクリックすれば、以降は自動でZapが動き続ける。


JotformとGoogle Forms、どちらを選ぶかはプロジェクトの規模と目的次第

【AI】【業務効率化】【職場】JotformとGoogle Forms、どちらを選ぶかはプロジェクトの規模と目的次第

「JotformとGoogle Forms、どちらを選べばいいのか」という疑問を持つ方も多いだろう。どちらもZapierとの連携に対応しているフォームツールだが、それぞれ得意な用途が異なる。

📊 JotformとGoogle Formsの比較マトリクス

比較項目 Jotform Google Forms
料金 無料プランあり(月100回答まで) 完全無料
フォームのデザイン自由度 高い(テンプレート多数) シンプル(カスタマイズ限定的)
ファイルアップロード 対応 対応
条件分岐(スキップロジック) 豊富 基本的なものに限定
Zapier連携 対応 対応
データ保存先 Jotformサーバー Googleスプレッドシート
Googleサービスとの相性 普通 非常に高い
規約上の機密情報取扱 Jotformの規約に準拠 Googleの規約に準拠

Google Formsが向いているケース:

  • Googleスプレッドシート・Googleドキュメントなどのエコシステムを既に使っている
  • コストをかけたくない(完全無料で使いたい)
  • シンプルなアンケート・申し込みフォームで十分

Jotformが向いているケース:

  • デザイン性の高いフォームを作りたい
  • 豊富な条件分岐ロジックが必要
  • ファイルアップロードや電子署名など高度な機能が必要

どちらもZapierとの親和性は高く、一般的には「すでにGoogleのツールを使っているなら Google Forms、より高度なフォーム機能が必要ならJotform」という使い分けが理にかなっているといえるだろう。


Google Formのフィールドが更新されてもZapierに反映されない原因は「サンプルの再取得漏れ」

【AI】【業務効率化】【職場】Google Formのフィールドが更新されてもZapierに反映されない原因は「サンプルの再取得漏れ」

ZapierとGoogle Formを連携していると、「Google Formの質問を追加・変更したのに、Zapierの後続ステップで新しいフィールドが表示されない」というトラブルが起きることがある。これはZapierのコミュニティでも多くの人が直面している問題だ。

Zapierコミュニティの投稿によると、この問題の原因は「トリガーサンプルの自動更新が行われない仕様」にある。

“whenever fields are updated in the triggering app, it is necessary to pull new samples that reflect these changes. At the moment, trigger samples are not pulled automatically.”

出典:https://community.zapier.com/troubleshooting-99/google-forms-fields-not-updating-47001

🔧 フィールドが更新されない問題の解決手順

手順 操作
Zapierの編集画面でGoogle Formsのトリガーステップを開く
「Test」ミニウィンドウ内にある「Find New Records(新しいレコードを検索)」をクリック
最新のフォーム回答がサンプルとして取得される
後続ステップ(MiroやSlackなど)を開くと、新しいフィールドが表示される

ちなみにZapierの画面右上に表示される「Refresh Fields(フィールドを更新)」ボタンは、後続アプリ(たとえばGoogle Sheetsを後続ステップに使う場合、そのスプレッドシートの列名)を更新するためのボタンであり、Google Formのサンプルデータ(質問項目の内容)を再取得するものではない。この2つを混同しやすいので注意が必要だ。

フィールドの更新が反映されない時は焦らず「Find New Records」で新しいサンプルを引っ張ってくる、これが最も確実な解決策だ。


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ZapierとGoogle Formを組み合わせた人気の自動化ワークフロー実例集

【AI】【業務効率化】【職場】Google Formのフィールドが更新されてもZapierに反映されない原因は「サンプルの再取得漏れ」
  1. Gmail自動送信ワークフローはGoogle Formの回答を受信した瞬間にメール通知を飛ばせる
  2. SlackへのGoogle Form回答自動共有はユーザーへのメンション設定が成功のカギ
  3. Google FormからTrelloカードやAsanaタスクを自動生成して業務管理を効率化する方法
  4. Google CalendarイベントをGoogle Formの回答から自動作成してスケジュール調整を省力化する
  5. ChatGPTとGoogle FormをZapierで繋いでフォーム回答をAI分析・自動集計する活用法
  6. NotionデータベースやMailchimpとGoogle Formを連携させて顧客管理を完全自動化する手順
  7. 総括:ZapierとGoogle Formのまとめ

Gmail自動送信ワークフローはGoogle Formの回答を受信した瞬間にメール通知を飛ばせる

【AI】【業務効率化】【職場】Gmail自動送信ワークフローはGoogle Formの回答を受信した瞬間にメール通知を飛ばせる

ZapierとGoogle Formの連携において最も人気の高いワークフローの一つが、Gmail自動送信だ。フォームに新しい回答が届いた瞬間に、指定したメールアドレス宛てにGmailで自動通知を送れる。たとえばイベント申し込みフォームを運営している場合、申し込みがあるたびにメール確認画面を開く手間がなくなる。

📧 Google Form → Gmail自動送信Zapの設定概要

設定項目 内容
トリガー Google Forms:New Form Response(新しい回答)
アクション Gmail:Send Email(メール送信)
宛先 管理者のメールアドレス or 回答者のメールアドレス(フォームで収集)
件名 例「【申し込み受付】{回答者名}様よりお申し込みがありました」
本文 フォームの各回答内容をマッピング

このワークフローで特に便利なのが、フォームで収集したメールアドレスをGmailの「To」フィールドにマッピングすることで、申し込み者へ自動的に受付完了メールを送れる点だ。手動でのお礼メール返信作業を完全に排除できるため、問い合わせフォームや参加申し込みフォームに導入する価値が高い。

また、ZapierにはBCC送信やHTMLメール本文の設定も可能で、メールのデザインを整えた上で自動送信することもできる(一般的にはプランによって機能の制限が異なる可能性があるため、Zapier公式ページで最新の仕様を確認することをお勧めする)。

さらに応用すれば、フォームの「お問い合わせ種別」の回答内容によって送り先メールアドレスを変える「条件分岐(Paths by Zapier)」と組み合わせることもできる。たとえば「技術的な問題」を選んだ場合は技術担当へ、「料金について」を選んだ場合は営業担当へ、といった振り分けも自動化可能だ。


SlackへのGoogle Form回答自動共有はユーザーへのメンション設定が成功のカギ

【AI】【業務効率化】【職場】SlackへのGoogle Form回答自動共有はユーザーへのメンション設定が成功のカギ

チームでGoogle Formの回答を共有する場面では、ZapierとSlackの連携がとても役立つ。Google Formに新しい回答が届いたら、Slackの指定チャンネルに回答内容を自動投稿するというワークフローは、採用応募・顧客フィードバック・社内申請フォームなど、チームメンバー全員で把握したい情報の共有に最適だ。

💬 Google Form → Slack自動投稿Zapの設定概要

設定項目 内容
トリガー Google Forms:New Form Response
アクション Slack:Send Channel Message
投稿先 任意のSlackチャンネル(例:#お問い合わせ通知)
メッセージ フォームの各回答をテキストとして差し込む

ただしこのワークフローには一つ注意点がある。それが「特定のSlackユーザーへのメンション(@タグ付け)」の設定だ。Zapierコミュニティでも多くの質問が寄せられているこの問題は、フォームの回答に「@John Doe」のようなSlack上の表示名を入力しても、スペースが含まれる名前ではメンションが正しく機能しないというものだ。

🔑 Slackでメンションを正しく機能させる解決策(3ステップ)

ステップ 操作
Google Formsトリガーから「フルネーム」を取得する
Zapierの「Find User in Slack(Slackでユーザーを検索)」アクションで、フルネームからSlackのUser IDを取得する
「Send Channel Message」アクションのメッセージに、Step②で取得したSlack Handle(User ID)を差し込む

このように「名前からUser IDを経由してメンションを実現する」という迂回手順を踏むことで、スペース含みの表示名でも正確にメンションが飛ぶようになる。単純なテキスト挿入では機能しないため、「Slack Search」ステップの追加が重要なポイントだ。


Google FormからTrelloカードやAsanaタスクを自動生成して業務管理を効率化する方法

【AI】【業務効率化】【職場】Google FormからTrelloカードやAsanaタスクを自動生成して業務管理を効率化する方法

Google Formをタスク起票の入口として使い、ZapierでTrelloやAsanaに自動的にタスクを作成するワークフローは、受注管理・問い合わせ対応・プロジェクト申請などに幅広く活用されている。

🗃️ Google Form → Trelloカード自動作成Zapの設定例

設定項目 内容
トリガー Google Forms:New Form Response
アクション Trello:Create Card
カード名 フォームの「件名」回答をマッピング
カードの説明 フォームの各回答内容を整形して差し込む
追加先リスト 例:「未着手」リスト
期限日 フォームで「希望納期」を収集している場合はそれをマッピング

Asanaとの連携も同様に設定できるが、Asanaではカスタムフィールドへのマッピングにやや工夫が必要という点に注意しよう。AsanaコミュニティでもZapierとGoogle Formの連携に関する議論が多くあり、Zapierの標準アクションだけではカスタムフィールドへの直接マッピングが難しいケースがあることが報告されている。

出典:https://forum.asana.com/t/google-forms-zapier-asana-task/270977

こうした場合の対応策としては、Google FormではなくAsana純正のフォーム機能を使う方法や、「Webhooks by Zapier」を使ってAsanaのAPIを直接呼び出す方法が提案されているようだ(Asanaコミュニティの情報では、APIのproject-briefsエンドポイントを使えばプロジェクト概要欄への書き込みも可能とのこと)。

一般的に単純なタスク作成であれば標準の連携で十分対応できるが、カスタムフィールドへの精密なマッピングが必要な場合は、MakeやWebhookなどより柔軟なツールの併用も選択肢に入れると良いだろう。


Google CalendarイベントをGoogle Formの回答から自動作成してスケジュール調整を省力化する

【AI】【業務効率化】【職場】Google CalendarイベントをGoogle Formの回答から自動作成してスケジュール調整を省力化する

Google FormとGoogle CalendarをZapierで繋ぐワークフローは、予約・申し込みフォームとの組み合わせで非常に便利だ。たとえばセミナー参加申し込みフォームに「希望日時」を入力する項目を設けておけば、フォーム送信と同時にGoogleカレンダーに参加者のイベントが自動登録される。

📅 Google Form → Google Calendar自動イベント作成Zapの設定例

設定項目 内容
トリガー Google Forms:New Form Response
アクション Google Calendar:Create Detailed Event
イベント名 例「{名前}様 カウンセリング予約」
開始日時 フォームの「希望日時」回答をマッピング
説明 フォームの回答内容を整形して挿入
ゲスト フォームで収集したメールアドレスをマッピング(招待状が自動送信)

このワークフローの最大のメリットは、カレンダー入力の手間がゼロになることだ。受付担当者がメールやスプレッドシートを見てカレンダーに手打ちする作業がすべて自動化される。特にカウンセリング予約・整体・個人レッスンなど、1対1の予約を管理している個人事業主やフリーランサーには大きな時間節約になるだろう。

また、ゲストフィールドにフォーム回答者のメールアドレスをマッピングすれば、Google Calendarの招待メールが自動で送信される。参加者は招待を承諾するだけでスケジュールが双方のカレンダーに登録されるため、日程調整のやり取りが発生しない点も魅力だ。


ChatGPTとGoogle FormをZapierで繋いでフォーム回答をAI分析・自動集計する活用法

【AI】【業務効率化】【職場】ChatGPTとGoogle FormをZapierで繋いでフォーム回答をAI分析・自動集計する活用法

近年注目を集めている活用法が、ZapierでGoogle FormとChatGPT(OpenAI)を繋ぐワークフローだ。たとえばアンケートの自由記述回答をChatGPTに送り、要約・感情分析・カテゴリ分類を行って、その結果をGoogleスプレッドシートに自動的に追記するという三段階の自動化が実現できる。

🤖 Google Form → ChatGPT → Google Sheets 三段自動化Zapの設定例

ステップ アプリ 操作内容
トリガー Google Forms New Form Response
アクション① ChatGPT(OpenAI) フォームの自由記述をプロンプトとして送信し、分析結果を生成
アクション② Google Sheets ChatGPTの分析結果とフォームの回答を合わせてスプレッドシートに追記

Zapierの公式テンプレートとしても「Send prompts to ChatGPT for Google Forms responses and add the ChatGPT response to a Google Sheet(Google Formの回答をChatGPTに送り、その返答をGoogleスプレッドシートに追加する)」というワークフローが用意されており、ノーコードで簡単に実装できる。

このワークフローが特に力を発揮するのは、大量の顧客フィードバックや従業員サーベイを分析したい場面だ。100件の回答が来ても、ChatGPTが自動的に各回答を分析・分類してくれるため、人間がすべてを読んでカテゴライズする手間が大幅に削減される。「ポジティブ/ネガティブ/ニュートラル」の感情ラベルを自動付与したり、「価格・品質・接客」などのカテゴリに自動振り分けしたりといった応用も可能だ。

さらにZapierはAI by Zapierというネイティブの軽量AI機能も提供しており、ChatGPTのAPIキーなしでも基本的なAI処理(テキスト整形・翻訳・要約)ができる。まずはAI by Zapierで試してみて、より高度な処理が必要な場合にChatGPT連携へステップアップするという段階的な試み方もおすすめだ。


NotionデータベースやMailchimpとGoogle Formを連携させて顧客管理を完全自動化する手順

【AI】【業務効率化】【職場】NotionデータベースやMailchimpとGoogle Formを連携させて顧客管理を完全自動化する手順

Google FormとNotionを連携するワークフローは、情報管理をNotion中心に一元化しているチームにとって非常に実用的だ。セミナー申し込み・商品注文・採用エントリーなど、フォームから収集したデータを自動的にNotionのデータベースに追加することで、手動でのデータ転記作業が完全になくなる。

📝 Google Form → Notion自動追加Zapの設定例

設定項目 内容
トリガー Google Forms:New Form Response
アクション Notion:Create Database Item
データベース 対象のNotionデータベースを選択
フィールドマッピング フォームの「名前」→Notionの「Name」プロパティ、など

一方、Google FormとMailchimpの連携は、メールマーケティングに取り組む事業者にとって特に価値が高い。フォーム回答をトリガーにMailchimpの購読者リストへ自動追加・更新できるため、リスト管理を手動で行う必要がなくなる。

📬 Google Form → Mailchimp自動購読者登録Zapの設定例

設定項目 内容
トリガー Google Forms:New Form Response
アクション Mailchimp:Add/Update Subscriber
メールアドレス フォームで収集したメールアドレスをマッピング
タグ フォームの回答内容に応じてタグを付与(例:「セミナー参加者」)
リスト 追加先のMailchimpオーディエンスを選択

これらのワークフローを組み合わせることで、「フォーム提出 → Notionに申し込み情報を記録 & Mailchimpに購読者追加 & 担当者にSlack通知 & お礼メールを自動送信」というようなマルチアクションのZapを一つの自動化フローで実現できる。Zapierは一つのトリガーに対して複数のアクションを連続して設定できるため、業務効率化の自由度は非常に高い。

なお、ClickUpやActiveCampaign、JiraSoftware Cloud、monday.comなどのプロジェクト管理・マーケティングツールとの連携も同様の手順で設定できる。Zapierの公式ページには9,000以上のアプリとの連携テンプレートが用意されているため、自分の業務環境に合ったワークフローを探してみると良いだろう。


総括:ZapierとGoogle Formのまとめ

【AI】【業務効率化】【職場】総括:ZapierとGoogle Formのまとめ

最後に記事のポイントをまとめます。

  1. ZapierとGoogle Formの連携とは、フォーム回答を起点(トリガー)に9,000以上のアプリで自動処理(アクション)を実行するノーコードの自動化の仕組みである
  2. ZapierがGoogle Formに対して提供するトリガーは「New Form Response(インスタント)」と「New or Updated Form Response(インスタント)」の2種類だ
  3. Google FormはGoogleスプレッドシートに回答を保存する設定をしていないとZapierからアクセスできないため、連携前に必ずスプレッドシートへの保存設定を行う必要がある
  4. ZapierへのGoogle Form接続は「Apps → Add connection → Google Forms選択 → Googleアカウント認証」の6ステップで完了する
  5. Google Formの質問を更新したあとZapierの後続ステップに新フィールドが表示されない場合は、「Refresh Fields」ではなく「Find New Records」で新しいサンプルを取得することが正しい解決策だ
  6. JotformとGoogle Formsの選択基準は「デザイン・高機能フォームが必要ならJotform、Googleエコシステム活用・無料重視ならGoogle Forms」が目安になる
  7. 最も人気の高い連携先はGmail・Slack・Trello・Google Calendar・Notion・Mailchimp・Asana・ClickUp・ChatGPTなどである
  8. SlackでのGoogle Form回答通知にユーザーメンションを正確に機能させるには、「フルネーム → Slack User ID検索 → User IDでメンション」という3ステップが必要だ
  9. ChatGPTとZapierを組み合わせれば、フォームの自由記述回答をAIが自動分析してスプレッドシートに整理する三段階ワークフローが実現できる
  10. AsanaとGoogle Formの連携においてカスタムフィールドへのマッピングには制約があるため、高度な要件がある場合はWebhooks by ZapierやMakeなどの代替手段の検討も必要だ
  11. 一つのZapにGmail送信・Slack通知・Notion追加・Mailchimp登録など複数のアクションをまとめて設定できるため、一つのフォーム回答で多岐にわたる業務を同時に自動化することが可能だ
  12. Zapierには無料プランと有料プランがあり、まずは無料プランで基本的なZapを試してから必要に応じてアップグレードするアプローチが費用対効果の面で合理的だ

記事作成にあたり参考にさせて頂いたサイト

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カシワギ
『エグゼクティブワーク』編集長のカシワギです。 普段はITベンチャーで執行役員の40代男です。 元コンサルタントですが、今はテクノロジー企業で日々奮闘中。 仕事では厳しい顔をしていますが、家では小学生の子供2人のやんちゃなパパ。 休日はゴルフに行ったり、妻とワインを楽しんだり。
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