「国際エレクトリックって最近の決算どうだったの?」「次の決算発表はいつ?」という疑問を持って検索した方に向けて、調べられる限りの情報を徹底的にかき集めてまとめた。半導体製造装置の大手メーカーとして東証プライムに上場するKOKUSAI ELECTRIC(証券コード:6525)は、2026年5月13日に2026年3月期の本決算を発表。結論から言えば売上収益2,350億円・営業利益418億円と前期比で減収減益となったが、翌期(2027年3月期)の業績予想では大幅な回復を見込んでいる。

この記事では、2026年3月期の決算内容を数字でわかりやすく解説するだけでなく、過去5期の業績推移・キャッシュフロー・財務指標・次期予想まで一気に網羅する。AI半導体需要の回復トレンドを背景に、国際エレクトリックがこれからどんな動きを見せるのか、投資家・株式初心者を問わず役立つ情報をお届けする。

この記事のポイント
✅ 2026年3月期の決算は減収減益だが、中国DRAM減少と稼働率低下が主因と判明
✅ 2027年3月期の業績予想は売上2,800億円・営業利益545億円と大幅増益計画
✅ 自己資本比率61%・フリーCF318億円と財務の健全性は高水準を維持
✅ 決算発表日・証券コード・東京エレクトロンとの違いなど関連情報も丸ごとカバー

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国際エレクトリックの決算を数字で徹底解説

国際エレクトリックの決算を数字で徹底解説
  1. 国際エレクトリックの決算発表日は2026年5月13日だった
  2. 2026年3月期の決算は減収減益だったが中身はどうだったのか
  3. 国際エレクトリックの決算予想と実績の比較で見えてくること
  4. 過去5期の業績推移で確認する国際エレクトリックの成長ライン
  5. 4Q(1〜3月期)の単四半期決算で見えた足元の動向
  6. キャッシュフローが示す国際エレクトリックの財務の底堅さ

国際エレクトリックの決算発表日は2026年5月13日だった

【AI】【業務効率化】【職場】国際エレクトリックの決算発表日は2026年5月13日だった

国際エレクトリック(KOKUSAI ELECTRIC、証券コード:6525)の2026年3月期本決算は、2026年5月13日午後2時30分に発表された。東証プライム上場銘柄として、決算短信はIFRS(国際財務報告基準)に基づいて作成されている。

決算発表と同時に、2027年3月期の連結業績予想・配当予想も公表された。投資家にとって気になる「次の決算発表日」については、会社側のIRカレンダーを随時確認するのが確実だ。半期決算(第2四半期)は例年11月ごろ、第1・第3四半期は8月・2月ごろに発表される傾向がある。

📅 決算発表スケジュール(直近実績)

決算期 発表日 種別
2026年3月期(通期) 2026年5月13日 本決算
2025年12月期(3Q累計) 2026年2月12日 第3四半期
2025年9月期(2Q累計) 2025年11月11日 第2四半期
2025年6月期(1Q) 2025年8月7日 第1四半期
2025年3月期(通期) 2025年5月13日 本決算

引用元:株探(https://kabutan.jp/stock/news?code=6525&nmode=2)

毎期ほぼ同じ時期に発表が行われている点は、長期投資家にとって予定を組みやすいポイントだ。なお、決算説明会の動画配信・質疑応答集も公式IRページで公開されており、詳細を確認したい方は直接参照してみてほしい。


2026年3月期の決算は減収減益だったが中身はどうだったのか

【AI】【業務効率化】【職場】2026年3月期の決算は減収減益だったが中身はどうだったのか

2026年3月期の連結決算は売上収益2,350億7,900万円(前期比1.6%減)、営業利益418億3,600万円(同18.5%減)となり、2期連続での減益着地となった。ただし、数字だけを見て「業績が悪い」と判断するのは早計だ。

減収・減益の主な要因は次の通り。

📋 2026年3月期の減益要因まとめ

要因 詳細
中国DRAM向け設備投資の減少 中国でのDRAM製造装置の需要が落ち込んだ
生産工場の稼働率低下 受注減少により製造ラインの稼働率が下がった
研究開発への先行投資 次世代技術への投資費用が増加した

一方でポジティブな動きもあった。AI関連向けのHigh-band Memory(高性能メモリ)需要は好調を維持しており、NAND向け装置の販売やDRAM向けアップグレード改造は伸長している。減益の根本的な要因は市況の一時的な落ち込みに近く、構造的な問題とは性質が異なる点に注目したい。

「AI関連需要は好調でしたが、中国でのDRAM投資減少や生産効率低下が影響しました。」
引用元:Yahoo!ファイナンス 決算短信要約(https://finance.yahoo.co.jp/quote/6525.T/financials)

📊 2026年3月期 主要業績サマリー

指標 2026年3月期(実績) 2025年3月期(前期) 前期比
売上収益 2,350億円 2,389億円 −1.6%
営業利益 418億円 513億円 −18.5%
経常利益(税引前) 407億円 508億円 −19.8%
純利益 301億円 360億円 −16.4%
1株利益(EPS) 129.0円 154.6円 −16.6%
年間配当 37円 37円 変わらず

配当は前期と同額の37円を維持しており、株主還元の姿勢は堅持されている点は評価できる。


国際エレクトリックの決算予想と実績の比較で見えてくること

【AI】【業務効率化】【職場】国際エレクトリックの決算予想と実績の比較で見えてくること

投資家が最も気にする「予想と実績の乖離」について確認してみる。2026年3月期の期初(2025年5月)に会社が発表した業績予想と、最終的な実績を並べると、会社の予想精度が浮かび上がる。

📊 2026年3月期 会社予想 vs 実績

指標 期初予想(25/05/13初回) 修正後予想(25/11/11) 最終実績(26/05/13) 予実差
売上収益 非開示 2,350億円
営業利益 非開示 418億円
純利益 下方修正(23%↓) 301億円 期中に下方修正

株探のデータによると、2026年3月期は2025年11月に今期最終利益を約23%下方修正している。この下方修正が発表された直後に株価が反応したと考えられ、「中国市場の失速」が改めてクローズアップされた形だ。

決算予想を読むときの3つのポイント

  • 期初予想と修正予想のギャップを確認する(下方修正の回数と幅)
  • 修正方向(上方か下方か)が株価のトリガーになりやすい
  • 会社予想 vs アナリスト予想の差も参考指標になる

引用元:株探 業績・財務推移(https://kabutan.jp/stock/finance?code=6525)


過去5期の業績推移で確認する国際エレクトリックの成長ライン

【AI】【業務効率化】【職場】過去5期の業績推移で確認する国際エレクトリックの成長ライン

長期目線で国際エレクトリックの実力を測るには、過去の業績推移を見るのが一番わかりやすい。5期分のデータを並べると、半導体装置業界の「波(サイクル)」がはっきりと見えてくる。

📊 過去5期の業績推移(単位:百万円)

決算期 売上収益 営業利益 純利益 1株利益(円)
2022年3月期 245,425 70,652 51,339 222.83
2023年3月期 245,721 56,064 40,305 174.93
2024年3月期 180,838 30,745 22,374 96.82
2025年3月期 238,933 51,320 36,004 154.60
2026年3月期 235,079 41,836 30,099 129.00

引用元:松井証券 マーケット情報(https://finance.matsui.co.jp/stock/6525/settlement/index)

過去最高は2022年3月期の営業利益706億円。2024年3月期に底を打った後、2025年3月期に急回復したが、2026年3月期は再び踊り場に入った形だ。半導体装置業界特有の「設備投資サイクル」がそのまま数字に表れている。

📊 収益性指標の推移

決算期 売上営業利益率 ROE ROA 自己資本比率
2022年3月期 28.79% 33.5%
2023年3月期 22.82% 28.75% 10.79% 43.1%
2024年3月期 17.00% 12.85% 5.96% 49.9%
2025年3月期 21.48% 18.77% 10.04% 57.4%
2026年3月期 17.80% 14.49% 8.59% 61.0%

注目すべきは自己資本比率が61%まで上昇している点だ。財務の健全性は年々向上しており、投資余力・リスク耐性ともに強化されている。


4Q(1〜3月期)の単四半期決算で見えた足元の動向

【AI】【業務効率化】【職場】4Q(1〜3月期)の単四半期決算で見えた足元の動向

直近の実力を測るには「直近3カ月(単四半期)」のデータが参考になる。2026年3月期第4四半期(2026年1〜3月)の業績を見ると、足元の状況が浮かび上がってくる。

📊 直近4四半期の単四半期業績(単位:百万円)

四半期 売上収益 営業利益 純利益 売上営業利益率
2025年4〜6月期(1Q) 51,789 9,717 6,776 18.8%
2025年7〜9月期(2Q) 65,416 12,993 8,782 19.9%
2025年10〜12月期(3Q) 55,853 9,809 7,264 17.6%
2026年1〜3月期(4Q) 62,021 9,317 7,277 15.0%

引用元:株探 業績・財務推移(https://kabutan.jp/stock/finance?code=6525)

4Q(1〜3月)は売上が前年同期比3.5%減、営業利益は19.7%減となっており、売上営業利益率も15.0%と直近で最も低い水準だった。中国向け需要の落ち込みと稼働率低下の影響が最後まで尾を引いた形だ。

ただし、4Qの売上は前四半期(3Q:558億円)比で約62億円増加しており、季節性による回復傾向も見られる。次期第1四半期(2026年4〜6月)に向けて、AI関連需要の回復と受注動向が注目ポイントになる。

足元の動向を読むためのチェックリスト

  • ✅ 前年同期比だけでなく前四半期比(QoQ)も確認する
  • ✅ 売上営業利益率の変化でコスト構造の変化を読む
  • ✅ 受注高・受注残のデータも合わせて確認する(IRカレンダー参照)

キャッシュフローが示す国際エレクトリックの財務の底堅さ

【AI】【業務効率化】【職場】キャッシュフローが示す国際エレクトリックの財務の底堅さ

業績の数字だけでなく、お金の流れ(キャッシュフロー)を見ると、企業の本当の財務体力が見えてくる。利益が出ていても手元資金が細れば経営は苦しくなるため、キャッシュフロー分析は欠かせない視点だ。

📊 過去3期のキャッシュフロー推移(単位:百万円)

決算期 営業CF 投資CF 財務CF フリーCF 現金等残高
2024年3月期 2,942 −11,950 −6,312 −9,008 92,619
2025年3月期 38,477 −27,706 −58,106 10,771 44,755
2026年3月期 48,801 −16,954 −21,514 31,847 56,543

引用元:みんかぶ(https://minkabu.jp/stock/6525/settlement)

2026年3月期の営業キャッシュフローは488億円と前期比103億円増加しており、本業でしっかりお金を稼いでいる。フリーキャッシュフロー(営業CF+投資CF)も318億円と大幅改善した。

一方、財務CFはマイナス215億円となっているが、これは主に配当の支払い・有利子負債の返済によるものだ。有利子負債倍率は0.23倍と低水準にあり、借入依存度は極めて低い。

📊 財務健全性指標

指標 2026年3月期 評価
自己資本比率 61.0% ◎ 高水準
有利子負債倍率 0.23倍 ◎ 低水準
フリーCF 318億円 ◎ プラス転換
現金等残高 565億円 〇 前期から増加

現金残高が前期末(447億円)から565億円へ増加しており、手元流動性も改善している。半導体業界は設備投資が大きいセクターだが、国際エレクトリックはそのなかでも財務基盤の強さが際立っていると言えるだろう。


ふるさと納税のポイント付与は2025年10月に廃止になりました。

国際エレクトリックの決算から読む今後の展望と注目ポイント

【AI】【業務効率化】【職場】キャッシュフローが示す国際エレクトリックの財務の底堅さ
  1. 国際エレクトリックの証券コードは6525、「4182」とは別の会社
  2. 2027年3月期の決算予想は大幅増益、AI需要が回復のカギ
  3. 国際エレクトリック株価はみんかぶでどう評価されているか
  4. 東京エレクトロンの決算時間・発表タイミングと比べてみると
  5. 東京エレクトロンデバイスの決算との違いで見える業界ポジション
  6. 財務指標から見る国際エレクトリックの健全性と配当方針
  7. 総括:国際エレクトリック 決算のまとめ

国際エレクトリックの証券コードは6525、「4182」とは別の会社

【AI】【業務効率化】【職場】国際エレクトリックの証券コードは6525、「4182」とは別の会社

「4182の決算発表はいつですか?」という関連検索ワードが存在するが、証券コード4182は三菱ガス化学(化学セクター)であり、国際エレクトリックとはまったく別の企業だ。混同しやすいポイントなので、ここで明確に整理しておく。

📋 証券コード・企業情報の整理

項目 国際エレクトリック 備考
証券コード 6525 電気機器セクター
正式社名 株式会社KOKUSAI ELECTRIC 英語名はそのまま使用
上場市場 東証プライム 2023年10月25日上場
事業内容 半導体製造装置(バッチ式CVD等) 単一セグメント
決算期 3月期(IFRS連結) 毎年5月に本決算発表

国際エレクトリックは2023年10月25日に東証プライムへ新規上場した比較的新しい上場企業だ。もともとは日立国際電気から半導体関連事業を分社化し、その後KKR(米国系投資ファンド)への売却を経て独立。2023年に再上場を果たした経緯がある。

上場前の業績データは有価証券届出書などで参照できるが、上場後の株価・財務データは2023年10月以降からが公式な参照ポイントとなる。検索時に「4182」「4125」など別の銘柄コードを入力してしまうと全く別企業の情報が表示されるので注意してほしい。

国際エレクトリックを調べるときのポイント

  • ✅ 証券コードは 6525 を使う
  • ✅ 検索サイトでは「コクサイエレ」「KOKUSAI ELECTRIC」「6525」が正しいキーワード
  • ✅ 「国際電気」(旧社名)と混同しないよう注意

2027年3月期の決算予想は大幅増益、AI需要が回復のカギ

【AI】【業務効率化】【職場】2027年3月期の決算予想は大幅増益、AI需要が回復のカギ

2026年5月13日の本決算発表と同時に、2027年3月期の連結業績予想が公表された。内容は非常にポジティブで、半導体市場の回復と自社の生産体制改善が重なれば、大幅な増収増益が期待できる水準だ。

📊 2027年3月期 会社業績予想

指標 2026年3月期(実績) 2027年3月期(予想) 前期比
売上収益 2,350億円 2,800億円 +19.1%
営業利益 418億円 545億円 +30.3%
経常利益(税引前) 407億円 534億円 +31.1%
純利益 301億円 388億円 +28.9%
1株利益(EPS) 129.0円 166.1円 +28.7%
年間配当予想 37円 47円 +10円増配

引用元:株探 業績・財務推移(https://kabutan.jp/stock/finance?code=6525)

売上予想の2,800億円は過去最高売上に迫る水準(過去最高は2023年3月期の2,457億円を上回る)だ。また、営業利益545億円は2025年3月期(513億円)を上回り、2022年3月期の過去最高(706億円)に向けて回復軌道に乗れるかどうかが焦点になる。

増益を支える主な要因として会社側は以下を挙げている。

📋 2027年3月期の増益期待要因

要因 詳細
AI関連向け需要の拡大 ChatGPT以降のAI投資加速でHBM・Logic向け需要が増大
生産工場の稼働率改善 2026年3月期に低下した稼働率の正常化
NAND・DRAM向けアップグレード需要 既存装置の改造・アップグレード需要は継続
市場成長を上回る事業拡大 同社得意のバッチ式CVD装置での競争優位

配当も37円から47円へ10円増配の方針が示されており、株主還元の強化姿勢が明確だ。


国際エレクトリック株価はみんかぶでどう評価されているか

【AI】【業務効率化】【職場】国際エレクトリック株価はみんかぶでどう評価されているか

「国際エレクトリック 株価みんかぶ」と検索する方も多い。みんかぶでの評価(株価診断・目標株価)は個人投資家の注目度を測る参考指標の一つだ。

📊 みんかぶ掲載情報(2026年5月時点)

指標 内容
目標株価(みんかぶ) 6,120円
株価診断 割高
個人予想 売り
アナリスト予想 買い

引用元:みんかぶ(https://minkabu.jp/stock/6525/settlement)

個人投資家の予想は「売り」に傾いている一方、アナリスト予想は「買い」という対比が興味深い。株探のデータでは2026年5月時点の株価は7,647円(+5.90%)を記録しており、PERは46.0倍、PBRは8.15倍、時価総額は約1兆8,209億円に達している。

みんかぶの目標株価6,120円を株価が上回って推移しているため「割高」判定が出やすい状況だが、これはあくまで機械的な算出に基づくもの。次期業績予想(EPS 166.1円)をベースにしたバリュエーションでは、単純にPER 40倍換算で約6,600円程度になる計算だ。

ただし、半導体装置セクターはサイクル回復局面でPERが高くなりやすい特性があるため、みんかぶの株価診断だけで判断するのは難しい。複数の指標を組み合わせて総合的に判断することが重要だ。


東京エレクトロンの決算時間・発表タイミングと比べてみると

【AI】【業務効率化】【職場】東京エレクトロンの決算時間・発表タイミングと比べてみると

「東京エレクトロン 決算 時間」という検索ワードを入力する方は、半導体装置セクター全体を比較したいケースが多い。国際エレクトリックと同セクターの東京エレクトロン(8035)は、業界最大手として比較対象になりやすい。

📊 国際エレクトリック vs 東京エレクトロン 基本比較

比較項目 国際エレクトリック(6525) 東京エレクトロン(8035)
主力事業 バッチ式CVD・拡散装置 エッチング・CVD・塗布現像など多品種
決算期 3月期 3月期
決算発表時刻 14:30(後場終了後) 15:00〜15:30(後場終了後)
上場年 2023年(再上場) 1980年代上場の老舗
時価総額 約1.8兆円 約8〜10兆円規模
強み 縦型バッチ炉で高シェア 幅広い装置ラインナップ

両社とも3月期決算で、発表は5月中旬が多い。東京エレクトロンが幅広い装置を手がけるのに対し、国際エレクトリックは縦型バッチ式熱処理・CVD装置に特化しており、特定工程で高いグローバルシェアを持っている点が最大の差別化ポイントだ。

株探では「比較される銘柄」として東京エレクトロン、アドバンテスト、SCREENホールディングスが国際エレクトリックとともに並んでいる。これらを合わせて半導体装置セクター全体の動向をチェックすることで、国際エレクトリックの決算が相対的に強いのか弱いのかをより正確に評価できる。


東京エレクトロンデバイスの決算との違いで見える業界ポジション

【AI】【業務効率化】【職場】東京エレクトロンデバイスの決算との違いで見える業界ポジション

「東京エレクトロンデバイス 決算」という検索ワードも関連して挙がってくる。東京エレクトロンデバイス(2760)は東京エレクトロンの関連会社だが、半導体・電子部品の商社としての性格が強く、製造装置メーカーである国際エレクトリックとは業態がまったく異なる。

📊 国際エレクトリック vs 東京エレクトロンデバイス 業態比較

比較項目 国際エレクトリック(6525) 東京エレクトロンデバイス(2760)
ビジネスモデル 製造装置メーカー(製品製造販売) 電子部品・半導体商社(仕入れ販売)
利益率 営業利益率17〜28%と高い 商社型のため一般的に利益率は薄い
景気感応度 半導体設備投資サイクルに強く連動 電子部品需要全般に連動
決算期 3月期 3月期

検索ユーザーが「東京エレクトロンデバイス 決算」と調べる場合、半導体業界全体の動向を知りたいケースが多いと思われる。製造装置(国際エレクトリック)と電子部品商社(東京エレクトロンデバイス)はサプライチェーン上の位置が異なるため、それぞれの決算から読み取れる情報の性質も変わってくる。

国際エレクトリックの決算を見る際は、同じ「装置」カテゴリである東京エレクトロン・アドバンテスト・SCREENホールディングスなどと比較するのが、より適切な業界分析につながるだろう。


財務指標から見る国際エレクトリックの健全性と配当方針

【AI】【業務効率化】【職場】財務指標から見る国際エレクトリックの健全性と配当方針

業績面での一時的な減益はあったものの、財務指標を見ると国際エレクトリックの基盤は着実に強化されている。特に注目は自己資本比率の急上昇と有利子負債の大幅削減だ。

📊 財務指標の推移(単位:百万円)

決算期 総資産 純資産 自己資本比率 有利子負債倍率 1株純資産(円)
2022年3月期 356,532 119,519 33.5% 518.75
2023年3月期 373,539 160,881 43.1% 698.26
2024年3月期 375,433 187,388 49.9% 0.50倍 804.49
2025年3月期 341,512 196,168 57.4% 0.31倍 842.12
2026年3月期 359,658 219,270 61.0% 0.23倍 938.59

引用元:日経電子版(https://www.nikkei.com/nkd/company/kessan/?scode=6525)

4年間で自己資本比率が33.5%→61.0%へと約27ポイント上昇した。有利子負債倍率も0.50倍→0.23倍と急速に低下しており、上場後の財務リストラが着実に進んでいることがわかる。

配当方針については以下の通り。

📋 配当実績と予想

決算期 年間配当(円) 総配当金(億円) 配当性向
2024年3月期 11円
2025年3月期 37円
2026年3月期(実績) 37円 86.4億円
2027年3月期(予想) 47円

2024年3月期の11円から2025年3月期には37円へ大幅増配し、2026年3月期も37円を維持。さらに2027年3月期予想は47円への増配方針が示されており、上場後の株主還元姿勢の強化が読み取れる。


総括:国際エレクトリック 決算のまとめ

【AI】【業務効率化】【職場】総括:国際エレクトリック 決算のまとめ

最後に記事のポイントをまとめます。

  1. 国際エレクトリック(証券コード:6525)の2026年3月期本決算は2026年5月13日に発表された
  2. 2026年3月期は売上収益2,350億円(前期比1.6%減)・営業利益418億円(同18.5%減)と減収減益だった
  3. 減益の主因は中国DRAM向け設備投資の減少・生産工場の稼働率低下・研究開発への先行投資の3つだ
  4. AI関連向け需要は好調を維持しており、NAND向け装置販売やDRAMアップグレード改造は伸長した
  5. 2027年3月期の業績予想は売上2,800億円(+19.1%増)・営業利益545億円(+30.3%増)と大幅増益計画だ
  6. 配当は2026年3月期の37円から2027年3月期に47円へ10円増配の方針が示された
  7. 自己資本比率は61%・有利子負債倍率は0.23倍と財務健全性は高水準にある
  8. 2026年3月期のフリーキャッシュフローは318億円で、現金等残高は565億円まで回復した
  9. 証券コード4182は三菱ガス化学であり、国際エレクトリックとは別企業であるため混同しないことが重要だ
  10. 東京エレクトロン(8035)は同じ半導体装置セクターの比較対象だが、業態の規模・品種幅が異なる
  11. 東京エレクトロンデバイス(2760)は商社型企業であり、製造装置メーカーの国際エレクトリックとはビジネスモデルが根本的に異なる
  12. みんかぶの株価診断は「割高」判定だが、次期増益予想を加味したバリュエーション評価には複数指標の組み合わせが必要だ
  13. 過去最高営業利益は2022年3月期の706億円で、2027年3月期予想の545億円はまだ過去最高を下回る水準だ
  14. 半導体装置業界特有のサイクル(好不況の波)が業績に強く影響するため、単年度の数字だけでなく中長期トレンドでの評価が重要だ

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